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珈琲を眺める時間

2013/1/30  ライオネス珈琲 さん

定年後の生活|コーヒー
毎日コーヒーを淹れて飲んでいるのですが、無類のコーヒー好きと言う訳ではありませんので、大した拘りもなく既に挽いてあるコーヒー豆を購入して飲んでいます。
我が家には、自宅で手軽にエスプレッソコーヒーやカプチーノが楽しめるという事で人気のコーヒーマシーンと、一般的なコーヒーメーカー、更にポットのお湯でコーヒーを落とすケユカというブランドの素敵なドリッパーがあります。

コーヒーマシーンの方は、専用のカプセルを使い1杯分ずつ淹れるもので、既に甘みが付いた状態でマシーンから抽出されます。
カプセルの蓋の色がカラフルでとても可愛らしく瓶に入れて飾っていますが、味は?と言うと、私的には甘すぎる物ばかりです。
買ったばかりの頃は、コーヒーを淹れる事自体が楽しくて良く飲んでいましたが、最近は疲れた時に飲む程度になってしまいました。

そこで、普通のコーヒーが飲めるコーヒーメーカーを購入したのですが、最近のコーヒーメーカーは良くできている。
以前使っていたコーヒーメーカーの不満が見事に改善されておりました。
不満と言うのは、電気が自動的に切れないので消し忘れるとコーヒーが煮詰まってしまい、時には空焚きしてしまう事と、消してしまったら消してしまったで、温かいコーヒーが飲めなくなる事の2点でした。
購入したコーヒーメーカーは、淹れ終わると自動的に電気が切れて、しかも魔法瓶付の物を購入したのでしばらくの間は温かいコーヒーが飲めるのです。

コーヒーメーカーのスイッチをポンと押し「便利になったね」と言うと、主人が「便利なのもいいけど、昔喫茶店で飲んでいたサイフォンコーヒーも良かったよね」と言ったのです。
その途端、懐かしい風景がフワ~ッと脳裏に広がりました。
お気に入りの喫茶店の窓際の席、レコードで聴くBGM、ガリガリとハンドルを回す手動の豆挽き、サイフォンの中の豆をかき混ぜる竹のヘラ、無口なマスターの長い前掛けと奥さんの手作りケーキ、喫茶店の床の木目まで思い出してしまいました。フフ
主人にも思い出の喫茶店があり、当時の話で大いに盛り上がりました。

「サイフォンかぁ」
サイフォンは手入れが面倒そうで、今まで一度も手にしたことはないのですが、主人とのんびりコーヒーを飲むことが多くなった今なら、面倒臭がりの私でも「いいかな?」なんて思えてきました。
そうなると、「豆も自分で挽きたいよね」となり、「コーヒーカップも良いのが1つくらいは欲しいな」「部屋の隅に喫茶店のようなカウンターを作ろうか」なんて、どんどん話が広がっていきました。

あくせくと働き、家事や子育てに追われていた時代も終わりました。
アルコールランプでお湯を沸かし、じんわりとコーヒーが出来ていくところを眺める時間は充分にあります。
2人の意見も合致したので、近々サイフォンを購入する予定です。

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