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定年生活一年生

2013/5/1  このサイトのファンです さん

定年後の生活
高校を卒業してから、ずっと勤めていた会社を今年で定年退職した。仕事は当然、順風満帆とは行かない部分もあったし、何度も不満を抱えた事もあったが、それでもここまで長年働かせてもらった感謝の気持ちが何より大きかったので、あえて有給の消化申請はせず、3月の末ぎりぎりまで働かせていただいた。

ただ、そこまでぎりぎりまで仕事に明け暮れていた反動からなのか、定年生活一年生を迎えた今、早くも暇を持て余している。

妻は、子らが就職した時点で学費稼ぎのパートをいち早く辞めたこともあり、どうやってゆったりとした時間を過ごすか、というのは心得ているようだ。自分のペースで家事をこなし、暇な時間はお気に入りのテレビ番組を見ながらお茶を飲む、というのが、妻の日課として定着している。

「のんびり生活するのに慣れてるみたいで羨ましいな」と私が妻に言ったら「あんたもゆっくりしたらいいじゃないの」と笑ってお茶を入れてくれたが、私の場合は妻と違って、今の状態に全く慣れていない。そもそも私の仕事は現場によく出る仕事で、役職がついたからと言って椅子に座って部下に命令するだけ、というものとは程遠く、最後の勤めまで、心身ともに懸命に動かしてきた。そんな状態を何十年も続けてきた私がいきなり、何もせずにいい立場になっても、それに慣れない。茶を飲んでゆっくりしろと言われても、気持ちが落ち着かないのだ。

これから先の余生、こんな落ち着かない気持ちで過ごしていくのか、出来る事ならもっと仕事を続けていたかった、などという気持ちも出てきてしまう有様だった。

そんな落ち着かない定年生活をスタートした私だが、ある日ふと思ったのが「そういえば、私と同じ立場の人はどうやってこの暇な時間をやり過ごしているのだろう」ということだった。
そこでいろいろ定年後の生活についての情報を探っていった中で、見つけたのが、「定年生活.com」だった。

「定年生活.com」まだ見始めたばかりだが、定年生活を生き生きと過ごされている方々の投稿が多く、驚いた。

定年退職をしてから趣味を見つけた人。また新しい職場を見つけて、年齢など関係なく働こうとする人などの投稿を見て、なんと前向きなんだ、と感心させられた。そういえば私は、退職してからの日々は暇だ暇だと感じてはいたが、暇を持て余す気持ちをどうすればいいのかということばかり考えていて、この人たちのような前向きな気持ちを持てていなかったような気がする。

「定年生活.com」の記事をいろいろ見ているうちに、今の私に必要なのは、心から打ち込める対象を探すことなのだ、というのが見えてきた。もちろんまだ、何をすればいいのかは暗中模索状態で足踏みしているが、どういう意識を持つべきかという道筋が見えてきただけでも、この定年生活一年生の気持ちは少し前向きになれたと思う。

願わくばいずれ、「定年生活.com」に、生き生きと定年生活を過ごす自分の姿を投稿で知らせられるようになりたいものだ。

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