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終の棲家に選んだ家

2013/6/27  由香里 さん

定年後の生活をログハウスで
長女が生まれたのをきっかけに建てたマイホーム。
40年近く住み続けてきたが、さすがにあちこちがたが来ていますし、今の生活スタイルには合わなくなってきました。

まず、もう子育てをする必要がなくなったので、子ども部屋は不要となりました。
かと言ってこのまま置いておくと、いずれただの物置部屋となってしまうのは必然でしょう。

次に、段差が多いことも気になるようになりました。
自宅内のちょっとした段差に、つまづきそうになることが増えたのです。
また、湯船もユニットバスではなく、昔ながらの深くて狭いタイプのものなので、足腰の調子が悪い日などは、湯船から出るのにもひと苦労することがあります。
さすがにもう、この家をどうにかするべきだと思うようになりました。

夫婦でこの家をどうするか話し合って、最初は大規模なリフォームも考えていたのですが、もう基礎や土台そのものが古くなっているし、いっそのこと、終の棲家として全く新しい家を建て直してみようかという結論になりました。

まず思いついたのが、普通の平屋建てです。
子ども部屋が必要なくなれば、2階建てにする必要も特にない、平屋にしても夫婦2人ぐらいが生活できるスペースは充分あるだろうと考えたのです。

そんなわけで、どんな平屋にしようかとあれこれ検討していたところ、ちょっと面白いものに目が止まりました。

それは、ログハウスです。

ログハウスと言えばどうしてもリゾート地・避暑地などにある別荘的なイメージがあるのですが、ログハウスを別荘ではなく普通の住居として利用している人も少なくないらしく、それに何より、ログハウスは地震にも強いらしいのです。ログハウスは普通の家と比べると重心が低く、安定しやすいのだとか。阪神淡路大震災や東日本大震災でも、ログハウスはかなりの耐久性を発揮したそうです。基礎そのものが崩壊しない限り、大きな地震が来ても耐えられるだけの耐震性を持っているということを知りました。

それに、ログハウスはもともと床がフラットな構造となっているものが一般的であり、玄関までのアプローチさえ工夫すれば、バリアフリー住宅を作るという点でも非常にすぐれている、というところにも魅力を感じました。

そして何より「本物の木に囲まれて生活する」ということは、心身にもいい影響を与えるのではないかと思ったのです。

そんなわけで、私たち夫婦は、終の棲家をログハウスにすることに決めました。今はどの業者に頼むか、いろいろ選んでいるところです。平屋のログハウスであれば、やろうと思えば素人でも組み立てられるというセットが販売されているらしいのですが、さすがにこの歳では体力的に大変ですし、何より地震のことを考えれば基礎も含めてしっかりとしたものを建てたいので、ログハウス作りはすべて、プロの業者に任せようと思っています。

これから業者を決めて、今の家を解体して、ログハウスを建てる、となると、完成までにあと1年以上かかるかもしれませんが、夫婦揃って、今からもう、いつになくわくわくした気分です。
老後の生活を楽しめる、いいログハウスができますように。

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