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夢で思い知らされた、死への恐怖

2013/9/9  瑠璃子 さん

シニア|夢
先日、とても変わった夢を見ました。
現実の話ではなく夢の話なので、何の意味もないのかもしれませんが、内容を聞いていただけませんでしょうか。

私が見た夢というのは、要約すると「自分の寿命を聞かされた上で死に直面する」という夢でした。

まず、ある日の朝、なぜか自分の頭の中に、「本日の16時49分にあなたの寿命が尽きる」という、声のようなイメージのようなものがふっと出てきたのです。
気持ちの悪いこともあるものだと思いつつ、その日もいつものように過ごし、習い事の帰りのバスに乗っていた際、そのバスが急ブレーキをかけ、私を含めた多くの乗客がバスの前方につんのめり、私は他の乗客に押しつぶされそうになりました。

その時に、朝に出てきた「寿命のお告げ」をふっと思い出し、「ああ、このままバスがどこかに激突して、私は死ぬんだ」と思ったのです。
そして、いよいよ死の瞬間が来る、と思ってぎゅっと目をつむったと同時に目が覚め、しばらく放心状態でした。そして我に帰り、隣で寝ている夫の顔を見て、ようやく「ああ、あれは夢だったんだ」と理解して、夢でよかった、と、ほっと胸を撫で下ろしたものです。

この夢の中で、死に直面した時にまず思ったのは、「ああ、ここで死ぬのか、どうせ死ぬのなら苦しまずに死にたい」ということでしたが、いよいよ最期、と目をつむった瞬間に思ったことは「まだ死にたくない」という強い気持ちでした。

私ももういい年で、これまでは何となく「子どもも皆結婚したし、もしここで寿命が尽きたとしても、そんなに思い残すことはないだろう」と漠然と考えていたのですが、この夢がきっかけで、私はこの年齢になっても、本当は心の奥底で「まだまだ生きていたい」「死ぬのが怖い」という気持ちを強く持っていたのだということを痛感したのです。

「たかが夢」と言えばそれまでですが、夢だからこそ出てきた自分の本音だったのではないかな、と思っています。何とも不思議な「死に行く人の気持ちの体験」ができたわけですが、この夢を見てから、私の日々の生活に対する意識が少々変わりました。

それは、今までは「この歳での人生は余生だから、のんびりあるがままに生きよう」という考えだったのですが、今でもいざ死に直面すると「死にたくない」という気持ちが強く出てくるということは、まだまだ、この世でやりたいことが残っているという証だと思うのです。

だからこそ、いつやってくるか分からない「本当の死」を迎えてしまうその日まで、もっと充実した生活をおくるようにしたいと思うようになりました。今さっそく、ふたつの旅行の計画を立てています。これまで夫婦の旅行なんて数回行った程度なのですが、これからはもっともっと行きたいところに行って、思い出を増やしたいと考えています。

老後の貯蓄が若干目減りしてしまいそうなのは少し気になりますが、どうせあの世にお金は持っていけないのだから、ある程度は割り切って使っていこうと思っています。これまで「節約、節約」とうるさかった私がいきなり変わったので夫はまだ多少面食らっているようですが、元々旅行好きな夫としては、喜んでくれている部分も大いにあるようです。

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