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姪の職業体験

2013/10/4  べるーふ さん

勤労体験

中学2年の姪っ子が3日間の職業体験に行ってきました。
小売店や飲食店、理美容室、歯科医院、旅館、自動車整備工場、保育園etc・・・などが体験先として協力してくださり、 姪っ子は本人の希望(なぜか自衛隊に行きたかったらしい)は叶えられなかったものの、某法人(全国規模)の事務所へ行きました。

そういえば私の働く事務所にも商工会議所を通じて体験生の受け入れ要請がありましたが、総務部があっさり断っていました。
中学生ができる仕事はないとかなんとか言って・・・・・・。確かに、事務というのは手伝いが限られる職種で、しかも今は個人情報の扱いが厳しいときているので、管理上不安があるのでしょう。

職業体験とはいえ、3日ぐらいやっただけでその仕事がわかるわけでもなし、私としては中学生なら男女問わず肉体労働=「額に汗して働くこと」を体験してほしいです。
やっぱり労働って基本はそういうものだと思うので。空調の効いた快適な部屋でパソコンと電話だけでお金を転がし、莫大な利益を出すような仕事は卑しいのだという感覚を磨くために。

または、直接「お客さん」(人)とかかわる仕事をやってもらいものです。
理不尽なことを言い募る客、勝手な客、頑張ってるねと褒めてくれる客、ありがとうと言ってくれる客。
そういう場面で一喜一憂する体験こそ望ましいと思います。
ま、職業体験じゃ無理かな。実際にバイトでもしないと。

姪っ子のお世話になった職場は、雰囲気もよくいろいろと気をつかってくださったようです(お昼にジュースを買ってもらったとか)。

最終日はその法人の持つ畑にいき、野菜の収穫の手伝いをしたそうです。
日に焼けたと騒いでいましたが、体を使った労働のほうが若い学生には向きなんでしょう。
田舎そだちですが、自宅に田畑がない姪っ子にとってはよい体験ができたようです。

話によると、美容室(商業施設の中にある)に行った学生が、弁当を持参せず(学校では弁当持参を指示していました)、やむなく店のスタッフが買いに行っていいよ言ったところ、今度は全然戻ってこない。
心配になってスタッフが探しに行くと、ちゃっかり近くのマックで食べていたとか。
休憩時間はとうにオーバーしており、このお店からは、もう来年度は職業体験を受け入れないと言われたそうです。

中3になると、もういちど職業体験があり、こんどは病院や介護施設などが加わって実習するそうです。
そんな姪っ子の将来の夢はさだかではありませんが、講談社に就職したいそうです(笑)。
好きな漫画家や作家さんにあえるかもしれないから、なのだそう。
そういう理由かっ!?

それでも、これから職業を選ぶことのできる自由があるのは羨ましい限りです。
私の年代になると、定年後の仕事をどうする? になります。

選ぶ余地はほとんどナシ。
それでも働く場があって、何がしかの報酬をいただければ、今さら野心もなにもありませんから。
そう思えるだけの健康に感謝するのみです。

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