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娘の結婚式での嬉しいサプライズ

2013/10/18  みのり さん

シニア|結婚式

先日、これ以上ないほどに嬉しい宝物を手にすることができました。それは、娘が結婚式の時に読み上げ、渡してくれた「母への手紙」です。

母への手紙、というのは、結婚式ではよくある演出のひとつ、と言えば確かにそうなのですが、私には、特別に嬉しかった理由があるのです。

それは、私が、娘が小学2年生の時からの継母だということです。

娘の実母となる人は、ある日、当時4歳であった娘を家に置いたまま、判を押した離婚届を置いて出て行ったそうです。
それまでも夫とは、何度も実母となる人の育児放棄のような姿勢に喧嘩が絶えなかったとのことですが、夫が仕事から帰ってきて、食事も何も与えられず、ただ放置されて泣いていた娘の姿を見て愕然としたそうです。

私がそんな夫と知り合ったのは、娘が小学校に入学する直前の頃でした。
私は過去の持病の影響で、子どもができにくい体であると言われていましたので、今の時代よりももっと「妻となる者は子を産んで当たり前」という風潮だった当事は、結婚などあきらめていたのですが、それから2年弱の時を経て結婚し、夫と娘と私の3人の家庭を持つことができたのです。

しかしもちろん、継母という立場であることに対する引け目はどこかで感じていました。
娘が反抗期に入った際も、「本当のお母さんじゃないから心を開いてくれないんだろうか」などと悩みに悩んだものです。

そして娘が中学生の頃は、悪い友達に引きずられるようにして万引きに加担してしまいました。
その時は、初めて娘の頬を引っぱたきました。
娘は「私がかわいくないから叩くんでしょう」と泣きながら言ってきたのですが、「かわいくなかったらここまで心配しない、放っておけないから怒ってるの!」とこちらも泣きながら娘と本気で向き合いました。

娘が大切だと思うからこそ、甘い顔だけを見せるのではなく厳しく接しなければいけない時もある、そう考えるようになった頃ぐらいから、本当の意味で娘と少しずつ向き合えるようになってきたのだと思います。

そして、娘の母親となって22年あまり経ち、このたび結婚式を迎えたというわけなのです。
実母を呼ぶことなく、当然のように私を母親として結婚式に招いてくれた娘。

母への手紙で、あえて私が継母であることに触れながら、私のことを、本当の母親だと心から思っていると言ってくれた娘。
娘が涙に溢れた顔をこちらに向けながら「ありがとう」と言ってくれた時は、私は感極まって何を言えばいいのかわからず、ただ泣きながら何度も頷くだけでした。

夫と知り合えたことも幸せでしたが、あなたのような娘に出会えたこともとても幸せでした。
血のつながりはなくても、私にとっては誰より誇らしい娘です。

この手紙は私の心の支えとして、一生の宝物にしたいと思います。これからもずっと、いい親子でいられますように。

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