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なぜシニアは健康を話題にするのか

2014/1/16  けんこう評論家 さん

定年後の生活|クラス会

シニアが集まれば、健康の話題が定番ですね。

腰が痛い、足が痺れる、胃が悪い、夜中のトイレで悩んでいる・・・。

まるで、どこか悪い方が偉いんじゃないかと思えるくらい、皆さん熱心に健康の話をします。

そして、病院に行かないレベルなら、療法もすごく種類がある。

柔軟体操がいい、水中ウォークがいい、食餌療法だね、漢方薬がいい・・・。

どれがいいんだか全くわからないくらい民間療法はたくさんあって、たとえば肉は体に良い、はたまた肉は体に悪い、みたいに全く逆の説もありますので、一晩中語っても話は尽きない。

若い人が見ると、きっと健康が大事な年頃だからそんな話ばかりするんだろうなぁ、年はとりたくないものだ、というふうに感じることでしょう。

若い頃は私もそう思っていました。

しかし、最近になって重大なことに気づいたのです。

本当に健康で悩んでいる人は別ですが、普通のシニアは好きで健康の話をしているのではなく、無難だから健康の話をしているのだということを。

これ、若い人は考えたことがないかも知れませんね。

60歳くらいの学生時代の友人が4人で会ったとします。

仮にAさん~Dさんの4人としますが、それくらいの年になると、学生時代と異なり、それぞれの立場や環境が大きく違ってしまいます。

たとえば、こんな感じですね。

Aさん: 肩たたきで退職させられ求職中。夫婦円満だがひとり息子はひきこもり。

Bさん: 出世できず平社員。奥様が産後にうつ病になり長期入院中。子育てに苦労。

Cさん: 適度に出世して経済的には問題なし。夫婦円満だが子供が居ない。反原発。

Dさん: 出世して現在は副社長。本人の浮気が原因で妻に離婚されたばかり。

こういうメンバーだと、触れてはならない話題がたくさんあるのです。

仕事や出世の話は ・・・ AさんとBさんにはつらい話題、ましてAさんは求職中ですから、避けるのが穏当ですね。

妻と山歩きをしても ・・・ BさんとDさんに遠慮して、この話題は避けますね。

子供が結婚しても ・・・ AさんとCさんの前では、子供の話はなるべくしないようにしています。

時事問題を話そう ・・・ と思っても、原発問題でCさんが喋りだすと止まらなくなるので、避けています。

ということで、人数が多くなればなるほど「シバリ」が増えてしまい、無難な話題は健康くらいしか残らないのです。

だから、シニア同士の集まりでは健康が話題になるのですね。

ちなみに、二人で話すなら「シバリ」が少ないので、健康の話は意外に出ません。

また、全員がそれなりに出世して経済的な問題もなく家庭円満という幸せな人たちの集まりならば、健康の話題に終始することはありません。

この場合、遠慮は無用なので、旅行やリゾートや高級車やグルメ、貯蓄や資産運用、子供の結婚や孫の話が、当たり前のようにどんどん出てきます。

年を重ねると、多くの人は周囲を慮ったり空気を読んだりするので、メンバーが多いとか、格差がありそうな場合、安全策として健康の話題に終始するようになる。

これこそがシニアの話題のカラクリなのであります!

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