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捨てるひと、拾うひと

2011/11/18  火炎太鼓 さん

シニアの趣味|骨董品テレビの人気番組で○○鑑定団というのがあります(最近司会者が変わりましたね)。

あれを見ていていつも思うのが、コレクター(収集家)は圧倒的に男性が多いんですよね。
ガラクタ? らしきものをお宝と思い込み、集める。
いや、本当にお宝のこともあるんですけどね・・・。

いっぽう、そんなご主人のお宝を「ガラクタ」「ニセモノ」と言い放ち、捨てたくてしょうがないのが奥さん、というパターンがほとんどです。
逆パターンはまず、ありません。
あの番組で決着をつけようと出場しているシニア夫婦のなんと多いこと。
はっきりと数えていないのでわかりませんが、コレクターご主人の惨敗、奥様は失った大枚の悔しさを晴らし、なんとか溜飲を下げる、という場面をよく見るので、世の中やはりお宝がそうそうその辺に転がっているわけではなさそうです。

借金のカタにやむをえず押し付けられたというような場合もありますが、コレクター男性は真贋のほどがまるっきりわからないものを、何万(何十万、時に何百万)で買ってしまう。投資金額も半端じゃない。その根拠がまた「思い込み」レベルの独断と偏見。

もちろん奥さんには内緒、もしくは事後報告。当然、そんなガラクタ風情に大枚をはたいたと知った奥様は烈火のごとく怒ります。あたりまえですけどね。

ところが何かと「片付けたがる」「捨てたがる」女性にも、よく観察すると妙な保存癖があります。
例えば、どこかのお店のバッグ。商品じゃなくて、買い物する時に品物を入れてくれる紙袋やビニール袋の類。菓子箱、包み紙、ヒモやリボン。

・・・旦那さんの収集品を「ゴミ」と言い放ち、捨てようとする奥様方、身に覚えがありませんか。
この種類は、男性ならためらうことなくさっさとゴミ箱に捨ててしまうもの。
ただ、彼女らの「捨てないもの」には共通点があります。
タダ=無料であることと実用的なことなんですね。
「とっておけば何かに使えるかもしれない」が基準。

男性にとってお宝かもしれない壺だの器だのブリキのおもちゃだのは相応の価値がない限り、実用性がありませんから女性にとっては単なる「ゴミ」となってしまうわけです。

捨てるひと、拾うひと、家の中は微妙な均衡を保っているのです。

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