リゾートクラブの選び方
2014/3/5リゾートクラブは高い買い物だし、買おうと思ってもちょっと迷いますよね。
今回は、神奈川県に住むTさんへのインタビューから、リゾートクラブの選び方・活用方法についてまとめてみました。
Tさんは、もうすぐ60歳。そろそろリタイアの時期。
親御さんが持っていた長野の別荘は5年ほど前に姉上に相続してもらい、ご自身は同じころからリゾートクラブの会員になり、活用しているとのことです。
別荘とリゾートクラブ
Q:なぜ別荘を相続せず、リゾートクラブを選んだのですか。
A:私の両親は、母の故郷の長野に別荘を建て、引退後は年の半分は涼しい長野で、寒い時期は埼玉の自宅で過ごしていました。
このような長期滞在型ならば別荘はたいへんメリットがあると思います。
私もそろそろリタイアですので、相続しても良かったのかも知れません。ただ、神奈川からは遠い(5時間、姉の住む埼玉なら2時間)、行く場所が限られる、メンテや家事がたいへんというデメリットもあり、総合的に判断してリゾートクラブに入りました。
暑い時期を中心に、静かな場所で落ち着いてゆっくり過ごしたいならば別荘がいいでしょう。
ただし、最初は活用してもだんだんと足が遠のく人が多いようですから、私の両親のように故郷の近くを選んで親戚と行き来するとか、プラスアルファの目的があった方が長続きすると思います。
リゾートクラブの種類
Q:どんなタイプのリゾートクラブですか。
A:リゾートクラブは「エグゼクティブ」と「カジュアル」の2つに分類されますが、私が入会したのはカジュアルタイプ。
入会金は250万円、年会費は約8万円で、宿泊代は一人3千円(食事別)くらい。
入会金や年会費が高ければ利用可能回数が増えます。
私の利用可能回数ですが、土日だと年に5~7泊程度、平日に限定して使うならば年に約20~30泊できます。
場所は軽井沢、伊豆、箱根、山中湖、京都など、エグゼクティブとそんなに変わりません。
会員のレベルは中から上程度、施設は雰囲気よりも機能重視、スタッフの対応はフレンドリーです。
家族や友人など気軽なメンバーと歓談を楽しみ、食事や温泉は近隣も含め自由に選んで楽しむ人が多いようです。
Q:エグゼクティブはどんな特徴がありますか。
A:エグゼクティブも検討しました。特徴は以下のような感じです。
会員権価格は数百万円~数千万円で、宿泊代は一人3万円~5万円(1泊2食)。
会員は、医師、弁護士、経営者が多く、施設やスタッフの雰囲気は高級ホテル並み。
贅沢な時間をゆっくり楽しみ、併設されているレストランや温泉を楽しむ人が多いようです。
リゾートクラブの選び方
Q:リゾートクラブの選び方を教えてください。
A:自分のライフスタイルで決めるべきで、高い安いは関係ありません。
私の場合は、家族や友人と気楽に遊びに行ける場所ということでリゾートクラブを選びました。
家から近い場所に施設が多く(神奈川ならば伊豆、箱根、山中湖が便利)、観光もできるし、本やDVDや食べ物を持ち込んでゆっくり過ごせる場所ということで、カジュアルタイプのリゾートクラブを活用しています。
現在は土日中心ですが、リタイア後は年に20泊以上できるので、今から楽しみにしています。
なお、カジュアルタイプでも決して安い買い物ではないので、必ず下見やお試し宿泊はなさった方がよろしいと思います。
いかがでしたでしょうか。
なるほど経験者の意見はわかりやすいですね。
皆様のご参考にしていただければ幸いです。
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