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認知症の家族!お薬の管理は大丈夫?

2015/11/24 

認知症の人は日常生活のさまざまな場面で困っています。それまで当たり前にできていたことができなくなっていくからです。

季節やその日の気温に合った服を自分で選んで着られなければ、風邪をひいてしまいます。

デイサービスを利用するようになり、外出する時には家族に選んでもらった服をきちんと着ていても、デイサービス中に「暑い!」と言って脱いでしまい、帰宅時には発熱していることもあります。

風邪薬が必要になります。もともと持病がある人なら、持病の薬、認知症の方で処方されている薬、その時の体調の変化で必要になった薬と、多くの薬を飲む必要が生じます。


【日常生活で本人の力が問われる服薬管理】


認知症を患う家族の介護を同居家族ができるケースは、さほど多くないでしょう。
核家族化が進んでいるからです。軽度のうちは状況を案じながらも、月に1回様子を見に実家に帰るという程度が精一杯です。

高齢になった両親が認知症を患う年齢の頃、自分の子どもが大学受験を控えていたり、夫が会社でも重要な仕事を任されていて単身赴任をしていたりということも少なくありません。
案じながら、

「いつかは同居しなくてはならないだろうけれど…」

と悩む家族は多いようです。

認知症に罹ってできないことが増えていく中でも、本人の力が大きく問われるのが服薬管理でしょう。

食事が作れなくても、今はコンビニエンスストアが提携している食事の宅配サービスが全国的に展開されるようになりました。栄養バランスを考えたお弁当が妥当な金額で定期的に購入できるようになりました。

入浴介助も、デイサービスを利用していれば、その時にサービスを受けられますので、最低限の衛生状態は保つことができます。

しかし、飲んでいるお薬の管理は、他の人のサービスが及びにくいところです。

デイサービスに行っている時には、スタッフが対応してくれるでしょう。ただし、必要な薬を持参していればの話です。毎日の服薬管理は、在宅で治療を続ける一人暮らしの認知症の人にとって大きな課題です。


【軽度のうちはお薬カレンダーと電話連絡でも管理可能】


認知症を発症していることが分かったら、早速利用したいのがお薬カレンダーです。

1週間分のポケットが用意されています。毎日、朝食、昼食、夕食、寝る前と4つに区切ってポケットを作ってある物が標準的です。

薬局はもちろん、100円ショップでも売られています。病院で処方された薬は、すぐにお薬カレンダーに分けて入れるようにしましょう。

1つのポケットにまとめて入れられるスタイルが好ましいと言えます。

病院に付随しているいわゆる門前薬局ごとに処方されたお薬を受け取るしかない場合もあるでしょうが、もしも調剤薬局で薬を受け取ることができるようなら、かかりつけ薬局を作るのも一つの手です。

処方箋をまとめて薬剤師が管理し、病院ごとの処方を毎食後に整理してもらうようにしましょう。飲み忘れや飲みすぎを防ぎやすくなります。

認知症の人の服薬管理というと、飲み忘れに注意が行きやすいようですが、飲みすぎてしまうこともあります。決められた時間に決められた量を飲む必要があるものということが分からなくなって、お菓子感覚で口にしてしまう人もいます。

飲みすぎは、副作用を強めます。飲みすぎにも注意を払いましょう。お薬が1回ごとに整理されていれば、飲み忘れも飲みすぎも防ぎやすくなります。

同居していない場合は、1日に1回定期的に電話を掛けてお薬をきちんと飲んでいるかを確認しましょう。

電話を切ってしまわないで、その場でお薬カレンダーを確認してもらうことが大切です。
電話を切ってから確認してもらうようにすると、

「何の電話だったかしら?」

ということになります。
そのためにも、お薬カレンダーは、電話の側に掛けてもらうようにしましょう。

軽度のうちは、お薬カレンダーと電話連絡で管理ができることが多いようです。施設入居や同居といった次のステップを考える目安の一つが、服薬管理ができるかどうかということだと言えるでしょう。



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