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シニアのシェアハウス生活

2016/10/26 

シニアの新たな生活空間

50歳時点での未婚の独身シニアが毎年1%づつ増加し、2035年には29%に達する指数が発表されています。
それに伴い一人暮らしのシニアは2035年に現在より100万人増えるとされています。
総務省統計局によると日本の人口比率25%は高齢者(65歳以上)で、50歳以上は30%以上に達します。
一人暮らしで家にずっと居ることで今日一日誰とも会話していない、一度も笑っていないという方は高齢者若年者問わず、心も体も病むことにつながり、充実した日々を生活するのは難しい現状です。
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(画像:H26年高齢者白書)

2011年11月公開された湘南葉山を舞台にした映画『シェアハウス』をご存知でしょうか?
シニアと若年層4人が一つ屋根の下に暮らし、生きる事について、幸せとは?などの問いがある映画。
当時はまだ架空の世界でしたが、近年現実を帯びてきました。
全くの他人が一つ屋根の下で暮らす。
家族の世話にはならず、互いが協力して暮らす。
家族に迷惑をかけたくないが、老人ホームなんて入りたくない。
しかし、一人で暮らすのは少し寂しい。
2014年よりシェアハウスを選択する動きは始まっています。
もはや若者だけのライフスタイルでは無くなりつつあります。
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テレビの長寿特集で「バランスよく食事をし、たんぱく質も取り、よく噛んで食事する事が大事」とありますが、実は長寿の方は一人暮らしではなく家族に囲まれているという特徴があります。

『人と会話をする、食事を楽しむ、軽い運動をする、遊ぶ、働く』
一人ではできないが、近くに誰かがいてくれるだけで簡単にできる要素は多くあります。
強制されず、自立した生活を送り、ほかの入居者が見守ってくれる又は見守ってあげる。
そんな暮らしをシェアハウス生活では可能なのです。

地域の子供達が集まり交流を持つ。
同じ趣味を持つ方が集い催し物をする。
イベントに参加する。
旅行に行く。
貸し畑で野菜を育てる。
若年者に仕事を教える、人を紹介する。
子供に勉強や昔遊びを教える。

初めてのシェアハウス暮らしは緊張するかもしれません。
それは介護施設でも同じこと。

人間関係が不安だな。
問題を起こすような方は初めからシェアハウスを選択しません。

私は大手シェアハウス会社に長く勤めていましたが、入居者の皆様は遊びやコミュニテーがある充実した暮らしを満喫しているように見受けられました。
不安や質問は現地を見に行ったり、運営会社に問い合わせすることで解決する内容がほとんどです。

荷物は必要最低限で十分です。
介護施設に入るよりも安くて充実した日々が過ごせることでしょう。

(その他参照映画:『孤独のススメ』『みんなで一緒に暮らしたら』)

■■■ 著者プロフィール ■■■
松岡暢彦
ファイナンシャルプランニング技能士:松岡暢彦(まつおかのぶひこ)

1973年3月生まれ。横浜市出身。大学在学中、1995年より仲間たちとshot bar・restaurant barを開業し有限会社サンクチュアリを設立、5店舗まで拡大。2006年にシェアハウスの不動産業界に入る。管理部課長としてオーナー様や建物設備対応・収益改善などの業務を従事。2016年にシニア向けシェアハウスを展開するため横浜・川崎にシェアハウスを開業。今後、多世代が共生できるシェアハウスを企画中。

有限会社サンクチュアリ(代表取締役 松岡暢彦)
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