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2017年はシニア向けシェアハ­ウス元年

2017/2/8 

シニアの新たな生活空間

私達はいずれ年を取り老後を迎える。
であれば超HAPPYな最期の生活を送りたい。
一人で暮らすことになっても新しくできた友達と合宿のように和気あいあいと暮らしてゆきたい。

ついに50歳以上のシニアがシェアハウスで暮らす番組が登場した。
TOKYOMXで放送されている「バイプレイヤーズ(もしも6人の名脇役がシェアハウスでくらしたら)」だ。(金曜深夜0:10~)
2017年はシニアのシェアハウス元年と言える。

2008年に初めて「ラストフレンズ」というシェアハウスドラマ(当時はゲストハウスという呼称)が放送されたとき、この住み方に興味を持った不動産業者、入居希望者など多方面から問い合わせが増えた。
2011年にはシェアハウスはスタンダードな住み方の一部となり、2017年現在若者がシェアハウスで暮らすことは何の躊躇もなく、選択肢の一つとなった。
シェアハウスのムーブメント経緯はこのような経緯があり、シニアシェアハウスにも当てはまると想定する。

50歳以上の方々は住居の選択肢が「自宅」しかない。
暮らしのスタイルをいくつも持つことで刺激的な人生を送ることができるのではないだろうか。
元々あまり家に帰っていないシニア男性であったら、週末自宅、平日シェアハウスで暮らすという方法も想定できる。
自分だけの秘密基地が一つ増える感覚に等しい。
シェアハウスなら家具などは必要ないので手ぶらで住むことができる。
新たな出会いや遊びもあるかもしれない。
シニア向けのシェアハウスは増えてきているので一度内見してみることをお勧めする。

オリンピックや万博に湧く一部の東京や大阪と違い、他地域では相変わらず高齢化や空き家の問題が取りざたされている。
オリンピックの熱が冷めたころ、団塊の世代が引退し、高齢者は2025年に3600万人になり、2016年に比べ10%増える。減り続ける日本の人口の26%は高齢者だ。

昨年末高齢者の定義が変更される動きになった。
「高齢者とは70歳以上を指す。」
これは年金の支給額や保険医療の負担が変更になるということだ。70歳以上でないと国は面倒見ないという動きになりかねない。
いよいよ準備に取り掛からなくてはいけない時期だということを認識してほしい。

考えたくもない話だが、
死ぬときには
「ああ、今回の人生は幸せだったな」
と思いながら死にたいと切に思う。

次回は自宅の再活用提案についてフォーカスを当ててお話ししたいと思います。
1 1人や2人では大きすぎる家
2 誰も使わない地方の土地や家屋、古くて入居率の悪いアパート資産
3 健康的に生きるために知っておくべきこと

■■■ 著者プロフィール ■■■
松岡暢彦
ファイナンシャルプランニング技能士:松岡暢彦(まつおかのぶひこ)

1973年3月生まれ。横浜市出身。大学在学中、1995年より仲間たちとshot bar・restaurant barを開業し有限会社サンクチュアリを設立、5店舗まで拡大。2006年にシェアハウスの不動産業界に入る。管理部課長としてオーナー様や建物設備対応・収益改善などの業務を従事。2016年にシニア向けシェアハウスを展開するため横浜・川崎にシェアハウスを開業。今後、多世代が共生できるシェアハウスを企画中。

有限会社サンクチュアリ(代表取締役 松岡暢彦)
http://www.sanctuary.style



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