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認知症と生活習慣

2017/6/1 


明るい介護のアドバイザー・倉澤篤史の、「介護の心得」これさえ知っていれば安心。
今回は、認知症と生活習慣の関わりについてお話します。皆さんは、毎日、正しく楽しく生活されていますか?生活習慣は、明るい介護にするための重要な要素の一つです。

【日常生活の刺激で予防に!?】

生活習慣病という言葉を当たり前に聞くようになった昨今ですが
「生活習慣=運動」というイメージの人も多いかもしれません。
もちろん、健康増進のために運動をすることは必要です。
ただし、ここで言う生活習慣は、日常生活です。運動嫌いの方でもご安心を。

日常生活とはつまり、日常繰り返される生活です。日々の中で繰り返し行う掃除・洗濯・調理・畑仕事・TV観戦などなど。この日常生活の動作を続ける。若しくは続けようとすることが重要です。

例えば掃除。
やり終えたあと、「きれいになった」と思うだけで、精神的なストレスを退治できます。
棚の上の物を取るのに、手を伸ばす→身体的機能の維持・強化につながります。

重要なのは、やっている意識。
「(俺も・私も)まだできる」と自尊心も向上します。

中でも一番簡単なのは姿勢です。
人間、落ち込むと下を向きますよね?
上を向いて落ち込む人はいません。
ということは、姿勢が悪く、下ばかり見ていると落ち込むんです。
姿勢を正しく、背筋が伸びなくても伸ばしているという意識をもって実践してみましょう。

【姿勢は日常的未病トレーニング!?】

未病トレーニングに力を注そそいでいる自治体も多くなってきました。医療では0次予防とかも…。
そして姿勢を保つことで、実際新陳代謝も高まるのも事実です。
姿勢を良くするということは、実は生活習慣が日々のトレーニングになっています。
生活習慣の意識付けがいかに大切なことかを痛切に感じます。

専門的な説明は省きますが、例えばどのような効果があるかというと、
血流が高まると、体温が上がります。免疫力も高まり病気になりにくい体質になったりします。血流循環が良くなると内臓機能も回復します。

三日坊主でもいいのです。いかに意識しているかによって、できれば行動すると最高ですが…。
そこで、簡単にちょっとした時にできる七瀬コーチのコラムは参考になるでしょう。


【認知症になっても生活習慣は大事】

数秒前を忘れてしまう認知症でも、体験を覚えていることは当コラムでもお伝えしました。
生活習慣も同じで、男性は「朝起きると会社に行く」、女性は「ご飯の時間になると台所に立つ」といった、習慣化していた行動をとることがあります。

この生活習慣を変えるのは、すごく大変です。
本人にしてみれば、当り前の事をやろうとしているだけなのだから、
やめさせようとすると、混乱し、ほとんどの場合反発されます。
そしてこれが、拒否反応を起こすターニングポイントになる可能性があります。
ですので、この生活習慣は尊重し、余裕があれば、ご飯なら一緒に作るなど話に乗ることも必要です。
本人や家族にケガの恐れがあるなど、危険な場合はやらないように誘導していかなくてはなりませんが、できることはやらせてあげることで、精神的な安定にもつながります。

元気だった家族を知っているからこそ、怒るし、イラつくこともあると思います。
でも、理解できるのも家族だからこそ。
「お母さんて、こんな風に掃除してたんだ」
「お父さんて、こんな気持ちだったのか」


自分の知らない家族の習慣を再発見するくらいの気持ちでいられれば、明るい介護も可能になるはずです。

生活リズムを整え、自分らしく明るい生き方を。明るい介護は、あっ軽い介護。
次回は、「認知症と日本経済」です、これからの高齢化社会をちょっと覗いてみませんか…。



■■■ 著者プロフィール ■■■
倉澤篤史
介護生活との向き合い方、心の処方箋
明るい介護のアドバイザー 倉澤 篤史

【プロフィール 内容】
明るい介護のアドバイザー。
大手不動産建築会社で寺院再開発計画を任され、車いすでも気軽に訪問できるバリアフリー寺院を計画。その後、高齢者向けのボランティアに参加したことがきっかけで、介護業界に転身。
持ち前のバイタリティとサービス精神で、年間3000時間を超える在宅ヘルパー業務に加え、のちにケアマネージャーとしても手腕を発揮。

2000年に訪問介護事業で起業。国が推進する介護保険制度では、自分らしい日常生活を送ることが困難であることに疑問を感じ、「死ぬまで自宅で生活する方法」を考案、確立。
認知症でも楽しくできる体操メニューを考案するなど、困難事例と言われる複雑なケースを幾多も解決している。
なかでも「認知症は怖くない!」というメッセージには、介護者の家族だけでなく、働き盛りのビジネスパーソンも共感を寄せている。

近年は、「介護離職をしない、させない、つくらない!」「介護には終わりがある」「つらい苦しい介護と明るい介護」といったテーマで企業研修や講演活動も積極的に行い、社会問題の解決にも注力している。

【セミナー案内】
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両親が介護になったとき、働き盛りの私たちはどのように向き合えばよいのか。介護のプロがわかりやすく教えます。




【ご紹介】

今回のコラム内でご紹介された美姿勢ダイエットコーチ・七瀬さんのコラムは過去、定年生活内でも掲載されたコラムになります。
自宅で簡単にできる、大変に参考になる内容ですので是非、御覧いただければ幸いです。
【特集】 50代からの美姿勢ダイエットレッスン


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