第3回 業種・業態・事業のアイデアを考えよう!
前回の内容を踏まえて独立・起業の目的がある程度、明確になってきたら業種・業態・事業のアイデアを考える必要があります。
考えるにあたって、様々な点を考慮する必要があり、ただ漠然と考えたプランで独立・起業を推し進めていくのは
例えるなら「羅針盤の無い船で航海をする」ようなもので非常に危険です。あせらずじっくりとプランは練りましょう!
ほとんどの業種において、独立開業には許可が必要。
上記を見て頂いてわかるように、創業に際して意外と多くの業種が、認可・許可や届出が必要となります。自由に始められる業種は意外と少ないのです。
業種によって申請先が異なるので許認可情報は早めに手配しましょう。事業に必要な許可、認可、資格要件は開業前に準備しなければなりません。
また認可・許可や届出の他に公的な資格取得が義務付けられている業種(調理師や薬剤師など)もありますから必ず確認しましょう。
創業前は何かと多忙ですが、これらの資格要件は取得に必要な期間も視野に含め、早めに手を打っておくことが必要です。
無免許・無許可が発覚した場合に罰せられるケースがありますので、決しておろそかにしてはいけません。
事業アイデアを考える
事業アイデアのネタは、日常の暮らしや仕事の中に転がっている事が多いです。構えて考えるのが苦手という人は、日ごろから、ふとしたアイデアや
思いつき、ひらめきをメモに取るようにしましょう。思いついたものが、現実的でないモノでも解決の糸口を見出せれば素晴らしいアイデアに生まれ変わる
事もありますので、どんな些細な事でも控えて起きましょう。アイデアが不足すると後々非常に大変になってしまいます。会社が出来たばかりの小規模な時期は
事業に特有の魅力がなければ勝負できません。特有の魅力が無ければ、必然的に価格競争を強いられるか、人並みはずれた営業活動をしなければならなくなり、
決して効率の良い事業とは言えなくなります。小規模であれば、他には無い特有の魅力を築いて市場に参入し、なるべく競争相手を避ける戦略が望ましいでしょう。
その為にもアイデアは重要な要素となります。
アイデアの見つけ方
前項でも述べましたが事業アイデアのネタは、日常の暮らしや仕事の中に転がっている事が多いです。しかしながら漠然と探すよりは、効率のよい探し方、方法を
取りたいものです。まず手始めとして「キーワード」を探してみましょう。日常生活における自己の体験を元にキーワードを探す方法と、自分からではなく事業側の
視点でキーワードを探す方法があります。
○自分軸のキーワード
自分軸のキーワードとは、自己の主観で思いつくキーワードです。日常で感じている「感動・感激」「不便・困惑」、もともと自分が好きな「趣味・嗜好」、
社会人として培ってきた経験・知識などの「経験・専門」、自分で所有している建物・不動産、自動車や家財などのコレクションである「持ち物・資産」など
からキーワードを見出し事業を展開、発想させる方法です。
○事業軸のキーワード
事業軸のキーワードは自分側の視点ではなく、事業側からキーワードを考えます。異なる事業・業態を合わせて新しい事業を考える「導入・合体」、
一つの事業の中で必要と思われる一部の業務プロセスだけを取り出し事業化する「分離・分割」、ライフサイクルが終わったり、終わりかけている
商品に手を加えて再利用する「蘇生・復活」、既存の商品やサービスの用途を本来とは違うものに変えたり、新しい価値観を不可する「変更・転用」、
国内に有るもの、無いもの、またはその逆を考える「輸入・輸出」などがあります。
以上のように、アイデアは会社にとって非常に重要な要素であり、設立間もない小規模な会社にとっては明暗を分ける存在とも言えます。
何より大切なのは、どんな些細なことでもアイデアとして受け止め、記憶し発展できないものかと考えることです。誰だって、いきなり素晴らしい
アイデアなどでるはずもありません。「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」の発想が必要で、何より「数」を出すことが大切です。その中の1つが
事業として成長して行くわけです。
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