第4回 事業の計画を立てよう!
前回はアイデアの重要性とその発想方法についてご説明しました。アイデアが固まったら、いよいよ事業計画を立てます。
事業計画書は「文字」と「数字」を使って、頭の中にあるアイデアを目に見える形にしたものです。事業を客観的に見つめ
それぞれの時点において「何が必要なのか」「何をしなければいけないのか」を明確に見極める上で必要不可欠なモノと
言えるでしょう。
事業計画書の目的
事業計画書の作成は、まず自分自身の為に必要です。頭の中にイメージしているものを具体的に書いて形にして、自分の目で
確認することで弱点や問題点などが見えてきます。またアイデアを実用化する上で客観的な視点から方法論や対策案などを
見つけ出すこともできます。実際に作成された事業計画書は資金を調達したり、仕入先や大口の顧客を確保するためにも
必要です。(プレゼンテーションなども含め)事業計画書を提示することによって、事業の魅力と内容を協力者や支援先に
十分に理解してもらうのに有利です。
6W3Hを考えよう
実際に事業計画を立てるにあたって、いくつか考慮すべき点があります。これを「5W2H」と呼びます。
○Why?:なぜこの事業をやるのか?
これは起業・独立の動機と結びつく、いわば「根幹」の部分です。これからやる事業が、社会的に存在意義があるかどうかを検討しましょう。
これから幾多の困難が訪れる事が予想されますが、この「Why?」に対する回答が精神的なバックボーンになるのです。
○What?:商品、サービスの内容は?
顧客・ユーザーに対して、どのような商品・サービスを提供するのか。
商品やサービスが市場や顧客・ユーザーに受け入れられるものかを考えます。
○Where?Whom?:想定する市場は?想定する顧客は?
どのような市場、顧客・ユーザーを対象とするのか。この場合、可能な限り
絞り込むのが望ましいです。アプローチする相手が鮮明になればなるほど、
具体的な方法が検討できるからです。Whereは市場、Whomはさらに絞り込んだ
顧客・ユーザーを意味します。
○How to?:そんなノウハウを使い、どんな方法でやるのか?
顧客やユーザーの支持を得るために、どのようにするのか。また参入する市場に対して
どのように優位性・独自性を見出すのか、それを生み出すために必要なノウハウなどを
検討します。
○When?:どのタイミングで行うのか?
商品・サービスを展開する時期を考える上で、「人」と「金」をどのタイミングでどれだけ投入するのか?
また、どの程度が必要なのかが重要になってきます。時間軸の概念をはっきりさせて、事業計画に具体的な「流れ」を
付け加えましょう。
○Who?:誰がそれをやるのか?また必要な人材、人数は?
これから始めようとする事業において、誰が何を担当するのか?またその事業を進めていく上で、どのような人材が
必要になるのか? また自分やパートナーの能力も考慮して考えます。
○How much?How many?:必要な資金は?売り上げ・利益の目標は?
事業をスタートさせる前に必要な資金は?スタート後の運営などに必要な資金は?
また投入した資金・費用の効果は?それ基づく売り上げおよび利益は?
など数字的に分析して、具体的な資金計画・調達方法に結びつけます。
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