最近、話題を集めている「ロングステイ」。移住や永住、観光旅行とは異なり、日本への帰国を前提とした、2週間以上の滞在プランで海外生活や現地の文化を楽しむものだ。今回は日本国内で「ロングステイ」の普及・啓発に努めている財団法人・ロングステイ財団の上山裕次氏にお話を伺うことができた。
「ロングステイ」とは?
「Long Stay ロングステイ」という言葉は造語で、ロングステイ財団の登録商標でもある。その定義とは「移住や永住ではなく、帰国を前提にした2週間以上の長期滞在型余暇」を指している。2週間以上の滞在プランが主であるため、観光ビザでも滞在が可能であったり、より手軽に現地の生活や文化に触れられるのが魅力だ。より細かい定義としては「海外に居住施設を保有または賃借する」「生活資金の源泉は日本にある」などである。
ロングステイ意識調査
ロングステイ財団が2006年に実施した調査によると、『ロングステイ先を決定する要素』の1位は「治安のよさ」。やはり日本人にとっては一番気になるところだろう。しかし、2位では結果が異なってくる。ロングステイ経験者と現在ロングステイ中の人は「英語が通用する」「気候・風土が合う」など、不特定多数の2位「生活費」よりも、より肌で感じた実体験に基づいているようだ。
次に『ロングステイをするときに必要な情報』について。不特定多数の1位はここでも治安に絡んだ「治安情報」だが、経験者と現在ロングステイ中の人は、それぞれ1位に「住居の情報」を挙げている。治安情報という実態の見えにくいものよりも、まず「暮らすにあたっての住居探し」という、現実的な回答と言える。また、それぞれの2位に「医療情報」「現地サポート体制」が挙がっているが、医療費は各国によって大きく異なってくる為、必ず事前に調べておきたい。現地サポート体制については、ロングステイ財団が各国に会員制で「サロン」を設置している。サロンには日本語が話せるスタッフがおり、様々な相談に乗ってくれる。このサロンについても事前に調べておきたい。
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