昨年あたりから、団塊世代を含めた中高年世代の音楽ブームが話題を呼んでいる。各レコード会社からは昭和のヒット曲集やフォークソング集、ジャズやクラシックの名曲集などが数多く発売され、好調な売り上げを見せている。また昭和を代表する往年のスター歌手のライブやコンサートも大盛況を見せている。そんな『音楽好き』の人ならば、必ずと言ってよいほど「ある思い」をお持ちだろう。それは…
“自分も楽器を演奏してみたい”
今回はヤマハ株式会社が全国で展開している、シニアの楽器初心者を対象としたカリキュラム『50歳からの音楽レッスン』について、同社の音楽普及部大人の音楽企画室の室長である須見 傑 氏にお話を伺う事ができた。
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| ○同世代の初心者同士、和気あいあいとレッスンができる。新しい仲間との出会いもまた、人生の一興。 |
ヤマハは1954年に「幼児のための実験教室」を開設以来、幼児教育をベースに独自の教育システムによる一貫した音楽教育事業を行っている。1986年からは、成人を対象とした「ポピュラーミュージックスクール(PMS)」を、1994年からは「大人のピアノ教室」を開設。成人の受講者数は全国で11万人、教室数は1700会場(いずれも2006年6月時点)に上る。今回お話を伺った『50歳からの音楽レッスン』は、ヤマハの「大人の音楽レッスン」における新しいカリキュラムとして2004年5月に開設されたものだ。
須見 傑 氏(以下 須見氏):
「ここ4〜5年の間に、特に50歳以上の中高年の方々が“音楽や楽器を学びたい”という要望が非常に多くなってきているのを感じました。そこでヤマハとして、色々と調べて検証したところ、中高年の方々が学ぶにあたって様々な不安や障壁があることに気づいたのです。『50歳からの音楽レッスン』は、中高年の方々で楽器の経験が全く無い人でも、安心して、楽しく、気軽に学んで頂けるカリキュラムなのです。」
上記の「様々な不安や障壁」とは? まず一つは「まったくの初心者でも大丈夫か?」という問題。『50歳からの音楽レッスン』は完全に楽器初心者を対象にしたカリキュラムなので、楽器の持ち方や構え方、姿勢から丁寧に指導してもらえる。またグループレッスンであるため、同じように初心者が集まり、和気あいあいとした雰囲気で楽しくレッスンできる。
次に楽器の問題。『50歳からの音楽レッスン』では“手ぶらでレッスン”と銘打って、レッスン会場に備えてある楽器でそのままレッスンが可能だ。(※オカリナコースは楽器を持参との事)
須見氏:
「これは楽器を始めようと思っている全ての方々に共通していると思うのですが、実際に楽器を用意するとなると、どのような楽器を選んだらよいか、値段はいくらぐらいのものを…といった問題が生じます。とくに中高年の方々は“気軽に始めたい”という人が多いので、楽器の問題が一つのハードルになっていると思いました。そこで各レッスン会場に備えてある楽器でレッスンを行う事で、手ぶらで気軽に音楽を始めてもらえるのです。」
一口に楽器といっても、使っている素材や値段もピンキリ。実際に購入を検討している人も、レッスン会場に備えてある楽器をまずは使ってみて欲しい。レッスンで実際に音を出してみることで感触がわかり、購入の際の一つの目安になるからだ。またレッスン教室の外でも楽器をレンタルしたいという人には、ヤマハの楽器レンタルシステムがある。こちらは最短4ヶ月(レギュラープラン)から楽器のレンタルが可能で、管楽器や木管楽器、弦楽器やシンセサイザー、サイレントセッションドラムまで豊富なラインナップを取り揃えている。レンタル楽器は新品と中古から選べ、支払い済みレンタル料を充当して途中購入も可能だ。
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