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○なるほど、確かに携帯電話を買いに行くときは息子さん、娘さんに一緒に行ってもらうなんて話しはよく聞きますね。
渡邉氏:
「モノを売る商売は小売なんだけど、携帯電話は回線を契約する商売だからね。携帯電話をモノとして売る事ができる小売業の心を持った人が少ないね。その商品を誰にでも分かるように詳しく、丁寧に説明できなければ、年配の方々にはその商品の魅力が届かないよ。」
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| 今回お話を伺った株式会社わたでんの渡邉政直社長。創業80年の下町の電気屋さんだ |
○「小売業の心」ですか…。
渡邉氏:
「俺たちはハイテク商品をハイタッチでアナログ人間に売っていく商売だから。日本にテレビやラジオが普及し始めたとき、それが何なのか分からない人たちに、高額商品を説明して、納得して買ってもらう。昔から家電製品の小売店はこうやってきたのよ。新しい製品がでる度に勉強して、どう説明したら買ってもらえるか。そこが大切なんだよ
○そういう意味で「わたでん」は昔ながらの家電小売店なのですね。
渡邉氏:
「そう、うちなら通訳のために息子さん、娘さんに一緒に行ってもらう必要はないからね(笑)」
○携帯電話がシニア世代のライフスタイルを変える可能性はありますか?
渡邉氏:
「もうすでに影響を与えていると思うけど。携帯電話は若者だけのツールじゃなくて、むしろ年配の方にこそ必要なツール。GPSがあれば場所が正確にわかるから、車で迎えに来てもらえる。離れた息子や娘、孫から電話やメール、動画が来たら楽しいでしょ。それにワンセグ。テレビが日本の家庭に始めて入ったときの感動を知っているから、テレビ好きなのよ。50代、60代、70代は、携帯電話の新しい機能に興味はあるし、使う力だってある。足りないのは、それを親切丁寧に説明してくれる小売店の店員。その証拠に携帯のワンセグがお金かかると思っているシニアは結構いるよ(笑)」
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