それぞれのメリットを詳しく見てみましょう。
1番目の史上最低金利メリットとは・・・
皆さんもご存知のように、日本は今、世界で一番金利の安い国です。
アメリカやヨーロッパ諸国の基準金利が4%以上なのに対して、日本の基準金利は0.5%です。
その結果、住宅ローンの金利は2%前後(10年固定金利型)、しかも後で詳しくお話しますが、今年いっぱいは住宅ローン減税がありますので住宅ローンの借入れ残高の1%が税額控除で戻ってきます。
つまり!
今の日本では実質約1%前後で住宅ローンが組めるということです。
こういう話をしますと、たいてい返ってくるのが、こんな答えです。
「しかし、銀行に預けていても金利はほとんど付かないから、たとえ1%でも、金利を払ってローンを借りるのはもったいないのではないですか」
そうです、確かに今現在だけを考えるとそうかもしれませんね。
でも、この低金利はこれから何年も続くのでしょうか?
いずれ金利は適正な水準まで上がるでしょう。
そうなれば、今はほとんど付かない銀行預金に、利息が付くようになります。
すると住宅ローンを使って現金を残しておいた人は、預金の利息が上がると住宅ローンと銀行預金金利の差が利益になって戻ってくるのです。
次に2番目の保険機能メリットについて考えてみましょう・・・
住宅ローンには団体信用生命保険という保険が付いています。
この保険は借主に万が一のことが起きた場合、住宅ローンの残債が、その保険によって完済され、残された遺族は住宅ローンを引き継がなくてもよくなるという仕組みになっています。
しかも、この保険は年齢に関係なく掛け金が一定で、なんと80歳までかけられるというメリットがあります。
ほとんどの生命保険が60歳~65歳で終了することを考えると、とてもありがたい保険と言えるのです。
あなたは奥さまのためには、どちらがよいと思われますか?
そして3つ目は、節税対策メリットです・・・
先ほど1つ目の史上最低金利メリットのところで少しお話しました住宅ローン減税について解説させていただきます。
この住宅ローン減税、判り易く言えば、住宅ローンを組めば、所得税が帰ってくるというものなのです。
「えっ?では、年金生活者には関係ないのでは・・・」と思われる方もいるかもしれませんね。
いえいえ、年金も立派な所得ですから、ちゃんと所得税がかかるんです。
例えば、毎月25万円の年金をもらう人は、300万円の年収があるのと同じです。
もちろん、若い人たちと同じ割合で税金がかかることはありませんが、それでも年間6万円ぐらいの税金は持っていかれます。(家族構成やその他の条件で多少前後はあります)
たとえ6万円でも、少ない年金から持っていかれるのは悔しいですよね。
その税金を取り返せるのが、この住宅ローン減税なのです。
しかも、その控除の期間は最長で10年間、60歳でローンを組めば70歳まで、税金が戻ってきます。所得税の税金で戻りが1%満たない場合は住民税からも減税されます。
いかがでしたでしょうか。
住宅ローンの3つのメリットについてご理解いただけましたでしょうか。
今日、なぜ、このお話をしたかお解かりですか?
そうです。ゴールデンライフの実現の為には、ローンを借りるのも一つの方法だということをご理解いただきたかったからです。
ただし、ローンを借りれば返さなくてはなりませんよね。いくらメリットがあるからと言っても、適正なローン金額を越えた借入れをしたのでは本末転倒です。
最後に3つ目のタブー。
これは、ちょっと耳の痛い方もいるかもしれませんね。
何かって・・・それは
◎3つ目 “年金分割が出来るからって、熟年離婚に走ってはいけない!”
2年前の法改正によって、離婚した場合に結婚の期間などに応じて、主人の年金の半分を奥さんが受け取れるようになりました。
この法律が決まってから、当社にも熟年離婚した場合の年金の受取額やその後の生活設計の問い合わせが多くなりました。(ほとんどが奥さんから・・・)
このコラムを読まれている方は、きっと大丈夫だろうとは思うのですが、一つだけ注意してくださいね。
それは、移住を考える時、必ず夫婦でのコンセンサスをとりながら進めるということです。
よくあることなのですが、主人は田舎でのんびり畑でもしながらリタイア生活を満喫したい!と思っているのですが・・・
奥さんは便利な都会で気心の知れたお友達とリタイア生活をエンジョイしたい!
なんて、思いの行き違いがあることが多いんです。
それが元で熟年離婚なんてことになったら大変ですよね。
でも、ご安心ください!
実は、そういう相談があって、実際に離婚して半分の年金で二人が別々に暮らせるほど、日本の現状は甘くありません。
シュミレーションをしてみると、「成り立ちませんから、離婚は諦めてください」とお答えさせていただいたケースがほとんどでした。
せっかく永い間連れ添ってきたのですから、一緒に第二の人生を楽しむ方法を考えましょうね・・・
今回はここまで。お付き合い頂き、ありがとうございました。
第三話からは、今日お話した3つのタブーも踏まえて、定年後の具体的な生活のアドバイスをご紹介いたします。
では次回、第三話をどうぞ、お楽しみに!
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定年後の有利な住まい方情報を知りたい方は
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