第4回 事業の計画を立てよう!
考え方の手順
事業計画の考え方の手順には2通りの方法があります。「Why(事業アイデア)」が先に決まっていれば「What?」から始まり。
「Where?Whom?」に考えていきます。または先に参入する市場や予想される顧客層・ユーザーを想定して、そこに提供できる商品や
サービスを考える方法もあります。どちらの場合でも悩んだ際は、常に「Why?」に戻り、考え直すことが大切です。
「Why?」「What?」「Where?Whom?」は常にセットで考える必要があるのです。
「How to? 」は事業の「要」である。
上記の表における流れの中で実は一番重要であり「要」となるのは「How to?」です。「How to?」は商品やサービスを市場に提供する際に、
どのようにして競合相手に勝つか、そのためにどのような独創性・オリジナリティーを出すかという優位性を考える項目です。
例えば、ある大型量販店では家電製品と雑貨を取り扱っていますが、双方の売り場を分けて販売するのではなく、それぞれ共通のテーマに分け、
そのテーマに沿って家電製品と雑貨をを並べて陳列しています。パソコン売り場であれば、パソコン関連の本とパソコン機器、健康器具などのコーナーであれば、
健康関連の本などと一緒に陳列するという具合です。これにより顧客の購買力を上げて、他店との差別化を図っています。
事業計画書の作成にあたって
事業計画書の作成にあたって大切なのは、あくまで「客観的」な視点を念頭に置くことです。自分の考えや理想だけでは作成することができません。
作成にあたっては入念なマーケティングや専門分野の知識、経営、経理などの知識・能力も必要になります。この作業ができなければ事業を行うにあたっての
プランが立てられず、引いては事業自体を実施・展開できない事になります。仮に展開したとしても、すぐに頓挫してしまうでしょう。
非常に大変な作業のように見えますが、現在では各分野の専門機関や専門家に相談することもできますので、最低限の基礎的知識とその必要性さえ
認識しておけば大丈夫です。作成の上で、注意点としては次の3つを意識してください。
明瞭簡潔であること。
データ・資料に基づいていること
文章は「です・ます調」で書くこと
難しい専門用語や横文字(外国語)の表記が多数あると、それだけで意味不明な印象を相手に与えてしまう恐れがあります。文脈でも、長すぎる前置きや
抽象的な表現は避けるべきです。説得力のある事業計画書にするためには、実データに基づいている事が重要です。「たぶん」「思います」といった
机上の空論では相手は納得しません。事業計画書のポイントとなる部分ではデータによる裏付けが必要です。そして文章は「です・ます調」で書きましょう。
資料として相手の手元に残るものですので、依頼をする側の人間として当然の配慮です。
以上のように、事業計画書は会社の事業そのものを左右する非常に大切なものです。より良い内容のものに仕上げるには
多くの人に複数の視点で見てもらう事が重要です。また賛否両論の意見が生まれるでしょうが、意見はいったん蓄積し
多数派、少数派に関係なく「的確なもの」と思える意見を評価して、必要があれば修正しましょう。
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