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年末年始に発熱をしたら・・・ 発熱外来を使ってのコロナPCR検査受信体験談

2020/12/29  定年生活事務局スタッフ さん

2020年も過ぎようとしています。年末年始にインフルエンザや風邪をひいたのに、病院がどこも開いてなくって困ったという経験をされた方も少なくないと思います。加えて、2020年から21年の年末年始は、新型コロナウイルスの蔓延という難題があります。
 特に新型コロナウイルスの罹患した場合と普通の風邪は初期症状が似ているため、一般人には見分けがつきにくいという困難さを伴います。

 今回、定年生活事務局スタッフで12月の20日過ぎてから微熱が出て、PCR検査を受けた者がおりました。今回は実際の経験談を基に、年末年始に発熱があった際のご参考になれば幸いです。

その熱は平熱ですか?

 インターネットでも同種の記事は多いのですが、案外見落としがちなこととして、熱が出たとしてもその熱が平熱であれば問題ないということです。その為には日ごろから検温をしてご自身の平熱が何度なのかを知っておく必要があります。
 仮に平熱が36度の人と平熱が36度8分の人では、同じ37度以上の熱が出たとしても問題の状況は異なるとみるべきです。では熱があるとわかったどうしたら良いのでしょうか?

まずはかかりつけ医に相談しましょう

 まず発熱があり、「新型コロナ」か「ただの風邪か」分からないときには、かかりつけ医に電話で相談しましょう。今回、定年生活事務局のスタッフのケースでは熱は37度2分でした。一般的に37度5分ありますと、様々な施設の入場が出来なくなります。今回はまずは禍k率刑に相談することにしました。今回はその実録を文字化したいと思います。

 今回の発熱である37度2分ですと微熱な状態です。その日は36度8分と37度2分の間を熱が上がったり下がったりする状況でちょっと不安に感じたので、かかりつけ医に相談をしたところ、「クリニック内に発熱外来があるのできてください」

 と言われました。

 また「他の患者さんがいるので17時に来てください。来ても病院にはすぐに入らず、下で待機し、こちらからの連絡を待ってください」とのことでした。


(写真はイメージです)

 言われたとおり、17時病院につくと、下で待機する様、指示がありました。10分ぐらい待つと、病院から連絡があり、院内に入りました。

 するとスタッフが感染対策を万全に施した状態で待ち、他の患者さんがいない、別室にて問診票を記入しました。熱は既に37度を切る状態でしたが念のため、PCR検査を受けました。今回分かったことですが、発熱を伴うPCR検査の場合は全額公費となるので、無料ということです。

 PCR検査はインターネットなどで調べても1回、数万円もするケースもありますが、熱がない検査の場合のは公費が出ずにああした高い料金を支払う必要があるのだと説明を受けました。

 今回は唾液によるPCR検査を受けることになりました。

 唾液を2mlほど、検査キッドに吐き出し、保健所に提出します。
 最後に陽性であることが分かると、保健所にその旨が伝えられ、保健所からの指示を待つことにサインをして、病院を後にしました。

かかりつけ医がない場合はどうするのか?

 今回は幸いにもコロナには感染していないという連絡が翌日、クリニックからありました。
 今回のレポートをご覧になって「かかりつけ医がいないケースではどうするのか?」という質問があり得ます。

 厚生労働省では以下の様な年末年始の新型コロナに関する相談先を一覧にしています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
(厚生労働省のページです)

 発熱・だるさ・息切れという症状はないけれど、体調を崩すなどで受診したい場合はどうしたらよいのでしょうか。
「新型コロナの疑いがなければ、『休日当番医』で診てもらえます。『休日当番医』とは、日曜日、祝日、年末年始に開業していて、救急患者や負傷者の診療を行う先生のことです。

 こうした制度もあります。この年末年始が皆様にとって少しでも不安の少なくなるような記事でしたら幸いです。

(文責:定年生活編集部)



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