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定年後の生活|死ぬということ

2011/6/17 

真剣に死を考えるのは死を宣告されたとき、ハンドルを握りながら、確実にぶつかるなと目を閉じた時、そして自殺をするとき位だろう。始まりの話は好きだけど終わりの話は、できればしたくない。世の中で私達が出会う、或は作り出す始まりは、数え切れないほどある。一方世界に六十億以上の人がいるけれど、終わりはたった一つの死しかない。死の向こうにはまた新しい世界があり、生まれ変わってまたこの世に落ちて来る…と唱える集団があるが、それは死を怖がる人間が作り出した幻想の世界に違いないと思っている。
確かに死にたくない。でもどんな人も必ず死んでいく。雨が上から降るように、当たり前に死ぬことで、私達は多分この時初めて自然の中に取り込まれるのだ。



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