これをお読みになっている世代の方は、オートバイの免許を取ったときに、何の制限もなく、750ccとか、1000cc超のオートバイに、今も大手を振って乗れると思うのだが、その下の筆者の代になると、中型二輪とか、大型二輪の区別があり、選ぶオートバイに制限がかけられるのである。それでも、以前は、中型二輪の範囲でも、好みのオートバイを選ぶことができた。いまは、めっきりオートバイの種類が減ってしまって、あの輝かしい頃のオートバイを中古車屋で探すことになるのであった。
もっとも、最近では、ビッグスクーターのライダーも多くなったが、筆者個人としては、普通のオートバイの方が、今なお面白いと思っている。
しかし、最近は、オートバイに乗ることが、若い人の間で再び脚光を集め始めている。熟年の方々が、遠くに出かけるために、オートバイでツーリングするというのもほほえましいところがある。ただし、今はまだ少し寒い季節。暖かくなる季節を前に、愛車の整備をしておきたい時期である。