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家具買取のトラブル

2012/9/25  かぐや姫 さん

定年後の生活
先日、義母が亡くなりました。
バタバタと死後の手続きを済ませ、少し落ち着いたところで出てきたのが「義母宅の片付け」の問題です。義父が亡くなって以来10年以上一人暮らしを続けていた義母は、何でも物を溜め込む人で、義母宅はどこから手をつけていいのか分からないほど、物があふれた状態でした。義兄夫婦とも相談の上、遺品整理業者に来てもらい、それらの物を整理・回収してもらうことに。

単に物を捨てるだけでなく、思い出の品となりそうなもの、金銭的な価値のあるものを業者がきちんと分別してくれる、という大きな手間がありましたので、数十万の出費となりました。

そして義母宅の遺品整理が終わったあと、私たち夫婦が考えたのが、「今からでも家にあふれた物を少しでもすっきりさせておこう」ということです。
その日から、「何年も着ていない服や読んでない本は廃品回収へ」など、少しずつ片づけを進めていきました。

そうすると・・・タンスや本棚などの収納家具がなんと4つも空いてしまったのです。これらも粗大ゴミとして出せばいいのでしょうが、タンスは特にいいものだったので、これはちょっとくらいお金にならないか、とつい欲が出てしまいました。

そこで、インターネットで調べると、地元の近くに、家具を訪問買取してくれる業者があったのです。夫にもさっそくそのホームページを見せ、この業者に頼んでみよう、と言ってみました。

夫はそれを見て「電話をかける時は録音して、査定・見積もりが無料かどうかは絶対に聞いておくように」とアドバイスした上で、賛成してくれました。

そしてその業者に電話をかけ、査定・見積もりが無料だという確認をとった上で、訪問買取を依頼したのです。その日のうちに来てくれるとのことでしたので、家具をきれいに拭いて準備しました。
高値買取を売りにしている業者だったので、家具を売ったお金で夕食ぐらい食べに行けるかな? と期待していました。

そして業者が来て、さっそく査定開始。
ところがです。業者はざっと家具を見ただけで「これは引き取るのにお金がかかる」と言い出しました。古いタイプの家具なので売れないし、分解にも手間取るから、全部で6万円の引き取り料金が必要だと言うのです。

「お金を払わなければいけないのなら引き取っていただかなくて結構です」と断ったら、ここまで来たのに断る気か、出張費を払えと言い出しました。
その時に出たのが夫の一喝。

「こっちはちゃんとあんたらが無料で来るという話をした証拠も取っている。これ以上言いがかりをつけるのなら出るところに出てはっきり白黒つけようか」と業者に強く言い放ったのです。業者はこれですごすごと帰っていきました。

業者が帰った後で夫がひと言、「あまりにもうまい話ばかり書いてるホームページだから、一応警戒しておいたほうがいいと思った」と言いました。今回のことで私は夫を見直しました。退職後の日々の生活では、いつもぼーっとして頼りないな、と感じていたのですが、いざという時はやはり頼りになるものですね。

結局、家具はすべて粗大ゴミとして市に処分してもらうことにしました。もう、家財の処分で欲張るようなことは考えないようにしよう、と思います。

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