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2世帯住宅プラス「0.5世帯」

2012/9/26  ニコニコ家族 さん

定年後の生活
「2世帯住宅」という言葉を流行らせたのは旭化成ホームズらしいんですが、その旭化成ホームズが「2.5世帯住宅」を発表しました。

増えた「0.5世帯」分は何かというと、“未婚の子供”だそうです。

旭化成ホームズの例では、親世帯と子世帯に兄弟・姉妹も一緒に暮らす新しいスタイルです。

お父さんにお母さん、長男夫婦と孫のいる家に、お嫁に行っていない独身の長女(37歳)が一緒に暮らすというものです。

お嫁さんからすれば姑と小姑のいる家なわけで、「この組み合わせで、うまくやっていけるのだろうか・・・」と心配になってしまった私ですが、旭化成ホームズが大々的に売り出しているところをみると、良い悪いは別としてこういう家族構成が増えているということなのでしょう。

◆現代の住宅事情

「2.5世帯住宅」が生み出された背景には、平均結婚年齢が年々上昇しており、さらに未婚率も上がって、非婚化・晩婚化が進んでいるという実態があります。

ただ、旭化成ホームズも私と同じような取り越し苦労をしたのではないでしょうか!?

「2世帯住宅」を売り出すときに、玄関・キッチン・浴室・トイレなどを完全に分離させて建てたように、「2.5世帯住宅」も「0.5世帯」部分は完全に分離したマンションの一室のように設計されています。

余裕のあるご家庭なら、3階建てにして、1階に老夫婦、2階に若夫婦、3階は独身の長女という設計でもいいかもしれませんね。

◆2.5世帯住宅のメリット

何かとギスギスしやすい嫁と姑の関係、長男(嫁の夫)が確執を見て見ぬフリするタイプだと、嫁がブチキレて結婚生活があやうくなることがあります。

このとき、独身の長女がお嫁さんの味方になって母親に意見してくれるタイプなら、人間関係が円滑になることも考えられます。

超高齢化の現代、両親の介護が必要になったときに、普通はお嫁さんの負担が増しますが、実の娘がいることで負担を減らすことができるのではないでしょうか。

また、長女が働いていれば、金銭的な負担を減らすこともできるかもしれませんし。円満に暮らしていけるのであれば、人手は多い方がいいです。

長女も実家で暮らせば、一人暮らしをするより何かと安くすみますし、病気のときなどは家族を頼ることもできて安心でしょう。

どんな人間関係も、顔つき合わせて暮らしていると不満が出ます。間取りを分けて、生活空間を別にすることにより暮らしやすくなります。

「2.5世帯住宅」に決める場合は家族でよく話し合って、暮らしやすい間取りを考えることが重要だと思います。

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