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MRI検査体験記

2011/7/3  MRI+O=MORI さん

定年後の生活|MRI体験記東京郊外の総合病院。定期検診の受付をすませ、一階の別棟の奥に向かいます。

MRI室。どっしりとした鉄の扉を開くと、3畳ほどの小部屋。パイプ椅子と衣類かご、ロッカーだけの殺風景さ。

「金物類はすべてはずしてください。必要ならロッカーを使ってください」と担当の技師に指示され、財布やベルト、めがねなどを外して脱衣かごに入れます。MRIは磁気共鳴装置だから、本体は強力な地場を持ちます。金属類を近づけることは一切御法度。女性だったら、金属のついている下着もダメ、場合によっては金属を含む化粧品などがあって、すっぴんになることを指示されることもあるそうです。患者が持っていた点滴のパイプスタンドが、間違って作動したMRIにものすごい勢いで激突した事例もあるというから、その磁気の強力さは想像できます。

おそるおそる指示された隣室にはいると、そこは20畳ほどのがらんとした部屋。中央に高さ2メートルほどの箱型の機械で、中央に1メートルほどの円形の穴がくりぬかれている、そこに押し込むように細いベッドがつながっています。これがMRI。

「そこに寝てください」

スリッパを脱いでベッドに横たわります。幅はぎりぎり。やけに枕が深い。足と手にベルトを巻かれる。額にベルトを巻くこともあるそうです。

「動かないでください」

くどいほど念を押されます。

MRIは四方八方から人体に磁気を当て、人体の中の原子の核(水素核が磁気に反応する性質がある)の移動や反応を分析して、水、脂肪、筋肉、骨、血管などを識別するもの。切開するわけでもなく、CTのように放射線を当てるわけでもないため、安全に、しかも高精度で人体内の構造を撮影できます。よく例えられる表現は、人体を「輪切りにする」。だから検査途中で動くと正確なデータが取れないから、動かないようにとしつこく言われるのです。

 固定すると技師はどこかへ言ってしまって、がらんとした室内に一人寝たまま取り残されてしまいます。

目だけを動かしてみると、片方の壁が硝子張りになっていて、その向こうがブースになっていて、種々の機械が雑多に置かれ、技師はそのブースの中にからガラス越しにこちらを見ています。ねかされていたベッドが動き始め、MRI本体の中に入っていきます。

「では始めます」

そしていきなり、がんがんがん。

MRIのドラムの中から何かを叩くような音が連続的に聞こえます。まるでドラム缶をかぶって、外から棒でがんがん叩いているような感じ。

何秒か経って音が止まり、ベッドが少し動いて、またがんがんがん。その繰り返し。頭のてっぺんから、足の先まで、がんがんがんが繰り返されて、ほぼ30分間で検査は終わりです。

動けないのはつらいですけど、注射もなく、痛くもなく、検査というのは楽なものだなあ、と思った次第。もっと気軽に受ければよかった。後日、自分のMRI断層写真を見せてもらいましたが、何もなかった。腫瘍とかができていたら素人にもひと目でわかるそうです。

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