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自転車は危険な乗り物

2013/8/6  瞳 さん

シニアと自転車
私の住んでいるところは坂が多い地域ですが、歩道でもかなりのスピードで、自転車がブレーキをかけながら「キー、キー」と不快な音を出しながら走っています。

歩道を歩いているときでも、後ろから突進してくる自転車に気をつけなければなりません。

道路交通法では、歩車のある道路では、自転車は車道を通行しなければならず、これを犯した場合は、3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金となっています。

先日神戸地裁で、小学生の親の賠償責任が問われた訴訟の判決がおりました。

自転車で67歳の女性をはねて寝たきり状態にさせたという裁判で、神戸地裁の裁判官は「事故を起こさないよう子どもに十分な指導をしていなかった」として、40歳の少年の母親に対し、女性側へ3500万円、損害保険会社へ6000万円を賠償するように命じました。

67歳の女性がお気の毒なのはもちろんですが、小学生の息子とまだ40歳の母親にとっても不幸な事故だと思います。

自転車のルールは以前より厳しくはなってきていますが、まだまだ手軽な乗り物として重宝されています。

駅前には、乗り捨てられた自転車、放置自転車があふれかえっています。

私も以前は乗っていましたが、何度も事故に遭いそうになったことがあり、今は乗るのを止めています。

自転車はすごく単純で、不安定な乗り物です。

ところで、「自転車保険」ですが、入っていた方がいいと思います。

今回の裁判からも、自動車事故並みの損害賠償が発生するということがわかります。保険に入っていなければ、とうてい払いきれない金額です。

自転車を新しく購入したときに、一緒に自転車保険に加入することがありますが、それに入っている人は、補償内容を確認してください。

おそらく保険料が安いものが多いと思いますので、補償額が低いと事故を起こした場合に足りないことがありそうです。

また、注意した方がいいのは、“保険金がおりないケース”です。これはそれぞれの損害保険会社により異なります。

加入している人に違反行為があり、重大な過失があるとみなされた場合は、保険金がおりません。

自転車保険に入っているだけで安心はできず、どんな事故を起こした場合に、どれぐらいの保険金が得られるのかをしっかり確認しておきましょう。

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