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七十の手習い

2012/4/8  PC爺 さん

シニア|パソコン「七十の手習いで パソコンを始めました。この年賀状は 自分で作っています。今年もよろしく」と、幼馴染のトクちゃんから 写真入りの年賀状をもらったのがきっかけで、私も「パソコンを習ってみようか」と考えるようになった。私は毎年 年賀状は近居の息子に頼んで作ってもらっているが、トクちゃんのように、パソコンで 自分で年賀状を作れるようになりたいと思ったのだ。

仕事はずっと現場だったので パソコンを触った事はない。だから、パソコンの何から学べばいいのかさえ分からない。しかし、トクちゃんが頑張って出来た事なら、同い年の 私も出来るようにならなければ。

パソコンは 息子から、孫が使っていた中古のものをもらった。中古と言っても、初心者の私には十分過ぎるものらしい、ありがたい。インターネットの接続や、ウイルス対策のためのソフトなど、必要な手続きなどはすべて息子と孫がやってくれた。これでいつでも自宅でパソコンが使える、という状態になったのだが、当然の事ながら、目の前にパソコンがあっても 何から手をつけていいのかが分からない。

パソコンを覚えるのなら、パソコン教室で習うのがいいだろうと思って、近くのパソコン教室に行こうと思ったのだが、中をそっと覗いて見ると、やはり 若い人が多い。私のような老人は見当たらなかった。いささか気後れがして、入りにくいと感じ、その場をあとにした。

せっかくもらったのに半月以上も使わないまま放置しているパソコンを気にしながら、どうやってパソコンを覚えていこうか悩んでいると、市の広報で シニア向けのパソコン教室の開催があることを知った。早速、応募して行く事に決めた。

行ってみると、シニア向けだから当たり前なのだが老人ばかりだ。それにしても、今は こんなにもたくさんの老人が、パソコンを覚えようとする世の中になっているのかと驚いた。パソコンは若い人だけのもの、という私の感覚は古かったのだなと実感した。

この教室は2日間で、パソコン操作の初歩的な事を教えてくれるというもので、ゆったりとしたペースで教えてもらったので、私もインターネット接続をしてどう楽しめばいいか、ということまでは この教室で教わる事が出来た。そして、まだまだぎこちないが、こうして パソコンで 字も打てるようになった。

今のところ 残念ながら、年賀状の作り方までは まだ覚えていない。そういう教室が市で開催されるのは、もっと先の季節なのだそうだ。だからまだまだ 私はトクちゃんの域には及ばないが、「ワードを覚えれば年賀状を作れる」というアドバイスを聞いたので ワードの本を見ながら、色々躓きながらも勉強中だ。

トクちゃんに影響を受けて、始めたばかりの七十の手習い。やはり、若い頃と違って覚えが悪く もどかしい事も多いが、老後にやるべき事が出来たというのは とてもいいことだと思う。来年の年賀状には、ぜひこの七十の手習いの結果を残したい。トクちゃんの年賀状と 私の年賀状、どちらがいい出来か、勝負出来るまでになりたいものだ。

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