賃貸中の物件はどの様に購入するべき?~外国人賃借人との向き合い方その1
2019/1/3- 200万円投資を実践する大家さん
これまで、福岡と名古屋の例を中心に総額200万程度からスタートできる投資法についてご説明をしてきました。
が、すでにお気づきのように、これまでは空室状態の物件を仕込んでいわば、内装等でリフォームし、賃借人をつけて運用する方法がメインでした。が、収益物件を購入する場合、いわゆる居抜き物件(賃貸中の物件)を購入し、即、賃料収入で回収を図りたいと思う方が恐らく多いかと思います(むしろ、ほとんど?)。
しかし、現在の不動産市況では「賃貸中」の物件は売主が強気であることが多く、バランスの取れた物件はなかなか市場に出てこないケースも多いと思います。買主の指値力が試されている時代かもしれません。不動産投資を成功に導く指値方法は別途、お伝えしたいと思います。では、「賃貸中」の物件で良い物件が、全くないかといわれるとそんなことはありません。
が、条件があります。それは・・・。一般的に敬遠される賃借人属性の物件をあえて狙いに行くことです。
賃借人でもっとも敬遠される賃借人属性は以下の方々でしょう。
1 反社会勢力の方
2 生活保護者
3 高齢単身者
4 外国人反社会勢力については説明不要でしょう。これは避けましょう。③も孤独死と向き合う必要があります。意見が分かれるのは②ですね。生活保護者は引っ越しがない(経済的に出来ない)ので、引っ越しによる退去の可能性がなく、空室リスクが少ないというメリットがあります。
一方で、デメリットもあります。
私自身が見聞きした話ですが、生活保護者ですから生活に困窮している方も多いです。そのため、常習窃盗を繰り返したため、とうとう「刑務所行き」になった方がいました。
さすがに刑務所で服役となると、その物件は「空室」になるようです。
これは極端なケースかもしれませんがやはり生活保護者の方への賃貸について心理的ハードルは高い方も少なくないと思います。
最後に外国人の方です。これも意見が分かれます。
まず言葉が違い、慣習が違うことをデメリットとして考える方は多いですね。よくあるケースが靴を脱がずに生活するので壁が靴の足あとだらけになった。ゴミばかりが残って強烈なにおいが残った・・・。しかし、デメリットばかりではありません。最近では「外国人留学生」なども増え、日本で日本語を勉強しながら職能訓練を受ける方も増えています。また、外国人への賃貸はこれから大きなマーケットになる可能性があります。
特に2018年に成立した入管法改正により、外国人労働者の受け入れが急増する可能性はあります。そこで外国人の方向け賃貸ノウハウを蓄積することは無益ではないと思います。ではどう言った点を見極めればよいでしょうか?詳細は次回お伝えしたいと思います。
この方法は私が実践した方法ですが、必ずしも成功をお約束するものではありません、
それでは次回もどうぞ、よろしくお願い申し上げます
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