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〜定年後の人生を◎二重まるに!〜ゴールデンライフ実現塾・第二回

2010/1/4 
〜定年後の人生を◎二重まるに!〜ゴールデンライフ実現塾・第二回
定年生活.comでゴールデンライフを実現
現役時代の生活に、とっても満足だった人も・・・残念ながら、そうでもなかった人も・・・
第二の人生はゴールデンライフにしたいですよね!
このコラムを読むと、発想も変わり「運」もよくなります。(たぶん・・・)
そして、圧倒的にしあわせになってください。
あなたのハッピーリタイアメントを応援します!!

執筆者プロフィール
吉川浩一氏写真 吉川浩一(よしかわ こういち)

1956年(昭和31年)生まれ。牡羊座A型。

大学卒業後、大手住宅メーカーで13年間営業、その間の累積販売棟数202棟!
その後、営業課長、営業所長を歴任、通算で1000棟以上の自宅建築にかかわる。
2002年、Mr.FP Professionalsのメンバーとして独立!L.R.コンサルティング株式会社、設立。
年間500件以上の個人向けコンサルティングと全国で100本以上の公演活動を精力的にこなし、「人生の夢や目標を実現する」ためのホームドクターとして活躍中!現在L.R.コンサルティング株式会社 代表取締役。http://www.lrc.jp/

 

第2話「リタイア層がやってはいけない3つのタブー」の巻

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの吉川です。

中々不景気から抜け切らない日本社会。

この先どうなるのか不安に思っておられる方も多く、特に老後のためにと蓄えた大事なトラの子の資産の運用を考えるとどうしてよいかわからないという方が増えています。

『株価の下落によって、ピーク時の半額ぐらいになってしまった』など、最近は会う人、会う人、皆『株はまだ下がるんでしょうか?』とか『今持っている株の売り時はいつ頃でしょうか?』とか…

それが判れば、とっくに億万長者になっているんでしょうが…

かねてから、私がリタイア層の方たちにお話している金言があります。

それは、『リタイア層がやってはいけない3つのタブー』です。

図1 やってはいけない3つのタブー

 

◎1つ目 “退職金で株を買ってはいけない”

退職時には、これまで一度にもらったことのない大金を手にする方がたくさんいらっしゃいます。

これからは、時間もたっぷりあるし、ちょっと株でもやって退職金を増やしてやるか・・・なんて考えて、本屋で「だれでもできる!株式入門」とか「たった2年で、私は株で資産を10倍にしました」みたいな本を買い、夢を描いて株式投資に走る人が多いんです・・・

でも、現実はそんな甘いもんじゃありません!

毎月のように「株で退職金が半分になってしまいました」とか「投資信託でえらい目にあいました、どうしたらいいでしょうか?」と言って、私の事務所に相談に来られた方がいらっしゃいます。

株はやるな!とは言いませんが、リタイア層の場合はせいぜい資産の1割〜2割までに押さえて、『ボケ防止のためにやるんだ』ぐらいの気持ちで取り組んでください。

◎2つ目 “現金で家を買ってはいけない”

現金で買わないということは・・・

そう! 住宅ローンを組みなさい!ということなのです。

なぜ、住宅ローンを組んだ方が良いのか・・・

それは、前回お話しました『リタイア後に頼りになるもの』と関係しています。

覚えていますか? 3つありましたね。


1)年金(少し頼りなくなりつつありますが)
 
2)これまで貯めた預貯金などの金融資産と退職金
 
3)自宅を含めた手持ち不動産

さて、考えてみてください。

もし、リタイア後の終の棲家の購入に、手持ちのお金を使ってしまったら、あと頼りにできるのは年金と手持ちの不動産だけになります。

しかも、その手持ちの不動産が自宅だけの場合、そこからは収益はあがりませんから、今後、手取り額が下がっていくかもしれない年金だけが頼りということになってしまうのです。

これは、ちょっと不安ですよね・・・

そして、私が住宅ローンをお奨めする、もう一つの大きな理由があります。

それは、住宅ローンには3つの大きなメリットがあるからなのです。

住宅ローンのメリット?

そんなものあるのかなあ・・・?って思うでしょ。

あるんです!

どんなメリットかというと

図2 住宅ローン活用3大メリット

それぞれのメリットを詳しく見てみましょう。

1番目の史上最低金利メリットとは・・・

皆さんもご存知のように、日本は今、世界で一番金利の安い国です。

アメリカやヨーロッパ諸国の基準金利が4%以上なのに対して、日本の基準金利は0.5%です。

その結果、住宅ローンの金利は2%前後(10年固定金利型)、しかも後で詳しくお話しますが、今年いっぱいは住宅ローン減税がありますので住宅ローンの借入れ残高の1%が税額控除で戻ってきます。

つまり!

今の日本では実質約1%前後で住宅ローンが組めるということです。

こういう話をしますと、たいてい返ってくるのが、こんな答えです。

「しかし、銀行に預けていても金利はほとんど付かないから、たとえ1%でも、金利を払ってローンを借りるのはもったいないのではないですか」

そうです、確かに今現在だけを考えるとそうかもしれませんね。

でも、この低金利はこれから何年も続くのでしょうか?

いずれ金利は適正な水準まで上がるでしょう。

そうなれば、今はほとんど付かない銀行預金に、利息が付くようになります。

図3 住宅ローンのメリット

 

すると住宅ローンを使って現金を残しておいた人は、預金の利息が上がると住宅ローンと銀行預金金利の差が利益になって戻ってくるのです。

 

次に2番目の保険機能メリットについて考えてみましょう・・・

住宅ローンには団体信用生命保険という保険が付いています。

この保険は借主に万が一のことが起きた場合、住宅ローンの残債が、その保険によって完済され、残された遺族は住宅ローンを引き継がなくてもよくなるという仕組みになっています。

しかも、この保険は年齢に関係なく掛け金が一定で、なんと80歳までかけられるというメリットがあります。

ほとんどの生命保険が60歳〜65歳で終了することを考えると、とてもありがたい保険と言えるのです。

図4 住宅ローンと銀行預金金利の差からの利益
 

あなたは奥さまのためには、どちらがよいと思われますか?

そして3つ目は、節税対策メリットです・・・

先ほど1つ目の史上最低金利メリットのところで少しお話しました住宅ローン減税について解説させていただきます。

この住宅ローン減税、判り易く言えば、住宅ローンを組めば、所得税が帰ってくるというものなのです。

「えっ?では、年金生活者には関係ないのでは・・・」と思われる方もいるかもしれませんね。

いえいえ、年金も立派な所得ですから、ちゃんと所得税がかかるんです。

例えば、毎月25万円の年金をもらう人は、300万円の年収があるのと同じです。

もちろん、若い人たちと同じ割合で税金がかかることはありませんが、それでも年間6万円ぐらいの税金は持っていかれます。(家族構成やその他の条件で多少前後はあります)

たとえ6万円でも、少ない年金から持っていかれるのは悔しいですよね。

その税金を取り返せるのが、この住宅ローン減税なのです。

しかも、その控除の期間は最長で10年間、60歳でローンを組めば70歳まで、税金が戻ってきます。所得税の税金で戻りが1%満たない場合は住民税からも減税されます。

いかがでしたでしょうか。

住宅ローンの3つのメリットについてご理解いただけましたでしょうか。

今日、なぜ、このお話をしたかお解かりですか?

そうです。ゴールデンライフの実現の為には、ローンを借りるのも一つの方法だということをご理解いただきたかったからです。

ただし、ローンを借りれば返さなくてはなりませんよね。いくらメリットがあるからと言っても、適正なローン金額を越えた借入れをしたのでは本末転倒です。

最後に3つ目のタブー。

これは、ちょっと耳の痛い方もいるかもしれませんね。

何かって・・・それは

◎3つ目 “年金分割が出来るからって、熟年離婚に走ってはいけない!”

2年前の法改正によって、離婚した場合に結婚の期間などに応じて、主人の年金の半分を奥さんが受け取れるようになりました。

この法律が決まってから、当社にも熟年離婚した場合の年金の受取額やその後の生活設計の問い合わせが多くなりました。(ほとんどが奥さんから・・・)

このコラムを読まれている方は、きっと大丈夫だろうとは思うのですが、一つだけ注意してくださいね。

それは、移住を考える時、必ず夫婦でのコンセンサスをとりながら進めるということです。

よくあることなのですが、主人は田舎でのんびり畑でもしながらリタイア生活を満喫したい!と思っているのですが・・・

奥さんは便利な都会で気心の知れたお友達とリタイア生活をエンジョイしたい!

なんて、思いの行き違いがあることが多いんです。

それが元で熟年離婚なんてことになったら大変ですよね。

でも、ご安心ください!

実は、そういう相談があって、実際に離婚して半分の年金で二人が別々に暮らせるほど、日本の現状は甘くありません。

シュミレーションをしてみると、「成り立ちませんから、離婚は諦めてください」とお答えさせていただいたケースがほとんどでした。

せっかく永い間連れ添ってきたのですから、一緒に第二の人生を楽しむ方法を考えましょうね・・・

今回はここまで。お付き合い頂き、ありがとうございました。

第三話からは、今日お話した3つのタブーも踏まえて、定年後の具体的な生活のアドバイスをご紹介いたします。

では次回、第三話をどうぞ、お楽しみに!
 

 

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