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見せて、魅せろ!

2015/11/12 

みなさんこんにちは!
最終回の今回は、「他人に見せる」ことの大切さについてお話ししていきます。

【写真活用のススメ】

みなさんは、撮った写真をどのように活用されていますか?

せっかく撮った写真です。
ただひたすら撮りためて、パソコンの中に放置しておくのはもったいないですよ!
是非いろいろな場面で活用していきましょう!

例えば、ブログを書いてみるのも良いですし、大きく印刷して部屋に飾ったり、お洒落な写真立てやデジタルフォトフレームに入れてプレゼントにしたり、フォトコンテストに応募するのもいいですね!

しかしその場合、ただ単に何でもかんでも見せればいいわけではありません。
他人に見せる場合は、相手を魅了するための工夫をするのがマナーってもんです!

つまり、「見せる」なら「魅せろ」ってことですね!

【単写真の場合】

一枚の写真で表現する単写真を他人に見せる場合、まず大切なのは、「意外性」です。

例えば、道端に咲く花。

これは日常でよく見る被写体ですよね?これを普段の目線の高さから普通に撮っても、肉眼で見慣れた光景をただ切り取っただけの平凡な写真になってしまいます。

これでは、第三者を魅了するのは難しいですよね。

しかし、カメラを地面にくっつくぐらいローアングルで構えて、花の下から青空を仰ぐようにして撮った写真はどうでしょうか?

咲いている花の裏側って、普段生活していてもなかなか見ないですよね??

こうなってくると、第三者にとっても非常に面白い写真になってきます。

他に大切なのは、「写真を見る人は、撮影した場面にはいなかった」ということをしっかり意識することです。

例えば、せっかくアイスを買ってもらったのに、落としてしまって泣いている息子や孫を撮ったとします。

カメラマンはその場面にいたので、泣き顔アップの写真だけを見ても、その時の情景が思い出されるため、「こっちの方が表情もよく撮れているから」と言って顔のアップの写真を選びがちです。

ですが、その場にいなかった第三者からすると、それは「ただ悲しくて泣いている子供の写真」でしかありません。

この場合、少し引いてでも地面に落ちたアイスも画面に入れ込みながら撮った写真の方が他人にとっては分かりやすく可愛らしさを感じてもらえるでしょう!

【組写真の場合】

何枚かの写真で一つの作品を作る場合(アルバムやブログなど)、一枚一枚が良い写真であることも重要ですが、それ以上に、写真の順番、向き、リズム、などが大切になってきます。

まずは「始まり」を連想させる写真でスタートしましょう。

何かのイベントの写真であれば、その会場や建物の入り口、看板の写真ですね。

旅行の写真であれば、駅や空港での写真、あるいはパスポートやチケットなんかのアップでもいいですね。

次に、アルバムに載せる順番ですが、同じような内容、構図の写真が続いてしまうと見る人を飽きさせるので、ここにも工夫が必要です。

縦の写真、横の写真、寄った写真、引いた写真、暗い写真、明るい写真、などなど、載せる順番に変化を持たせて、「物語」のような作品にしてみましょう!

例えば旅行写真の場合、いくらいい顔をしているからといって、友人がカメラ目線でピースしている写真ばかりを続けるのではなく、目元や足元、指先のアップを織り交ぜたり、その日撮った空の写真を入れたりなど、箸休め的な写真を入れると、作品全体にリズムが生まれて見る人を楽しませることができますよ!

このように、他人の目を意識すると様々な工夫が身についていくのでおすすめです!

地域の写真同好会などに参加するのもいいですね!

ではでは、今回の内容はここまでー。

みなさんの写真生活がより一層豊かになることを願っております!
これまでご愛読いただき、ありがとうございました!

■■■ 著者プロフィール ■■■

写真家 和気徹也(わけてつや)

プロカメラマンとして、人物・料理・風景など、幅広い分野の撮影を行うかたわら、それらの経験をもとにカメラ初心者向けの写真教室も開講している。

その人の理解度に合わせた丁寧な指導方法に定評があり、のべ500人以上にレッスンを行ってきた実績をもつ。

「写真にセンスは必要ない」、「上達には近道がある」、「ただ枚数を多く撮っても上手くはならない」などなど、独特な観点で組まれたレッスン内容で生徒を確実に上達させ、受講生からも厚い信頼を得ている。
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