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相続連続小説「あいつづく」 【第3話】

2016/3/15 

相続連続小説「あいつづく」

夏子ヘミング

【第3話】
角田法務事務所から帰ると、光男は妻栄子のいる寝室へ赴いた。妻の栄子は母さよの葬式以来、目に見えて体調が悪い。光男が出かけていた間もずっと布団の上にいたようだ。

「今日は司法書士の角田先生にあってきたよ」

光男の声に栄子はとろん、とした目を光男に向けただけで反応はなかった。この家の相続のことは、今の栄子には重すぎる問題だと思った。栄子が無関心で居てくれたほうが光男も気が楽だった。たとえ遺産分割の結果次第で、光男一家がこの家を出て行くことになっても。

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