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相続連続小説「あいつづく」 【第5話】

2016/5/16 

相続連続小説「あいつづく」

夏子ヘミング

【第5話】
「孝子が母さんを介護した分を寄与分として相続財産から差し引くことはできないのでしょうか」光男は母サヨが施設に入所するまで自宅で妻・孝子が介護をしていたことを寄与分として認めてほしい、と主張したのである。寄与分とは特別の寄与をした相続人に対して寄与に相当する額を加えた財産の取得を認める制度だ。この制度を知ったとき、孝子の苦労はちゃんと報われるのだ!と感激し、遺産分割協議では必ず主張すると決めていた。

光男が寄与分という言葉を出した時、進行役を務める司法書士の角田がニヤリ、としたことは何を意味しているのだろうか。期待と不安を織り交ぜた気持ちで角田の言葉を待った。角田は静かに語り始めた。

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