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食品はすべて食べきる覚悟で

2016/11/25 

こんにちは。
心地よい空間でクオリティの高い暮らしをご提案する、マスターライフオーガナイザーの後藤邦江です。

家の中を片づけるヒントをお伝えしておりますが、今回は「食品」についてです。

◇冷蔵庫の役割

ズバリ!食べることが可能な食品を保存する場所です。
食べることが可能な食品=消費期限内の食品。
それらを一時保存しておくのが、冷蔵庫の役割です(化粧品、医薬品などは除く)。
食品だから「とりあえず」入れておく。
それを繰り返すと、とんでもない魔窟になるのが特徴です。
もちろん、新鮮や野菜や肉、魚なども同様です。
安かったから「とりあえず」買って「とりあえず」入れておく。
そのパターンを繰り返すことによって、食べることが可能なのか不可能なのか、その都度、確認が必要な食品であふれ、魔窟のようになっていきます。
そうならないためには、やはり定期的な整理が必要!
月1回、冷蔵庫からすべてのモノを出し、要or不要の判断や消費期限のチェックをしましょう。
また、大容量の冷蔵庫であればあるほど、魔窟化する可能性は高くなります。
今の暮らしにそった大きさかどうか、再度見直すことも必要ですね。
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◇常温保存食品のストックはどれくらいが適量?

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(C)2016 Original Comfort All Right Reserved

大量に使う予定がない限り、ストック(在庫)は1つで大丈夫です。
ストックを使い始めたら、次の1つを買い足す。
そんなペースで進めましょう。
「本日限り!まとめて3個で〇〇円!」なんて広告をみると購入したい気持ちにかられるのは分かりますが、使う頻度が月1回であったり1回の使用量がほんの少しという食品を大量にストックしてしまうと、使い切る時間も保存する場所も大量に必要です。
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(C)2016 Original Comfort All Right Reserved

また、消費期限内に使い切ることが難しくなりますし、いずれ何をどれくらいストックしているか把握できなくなってきます。
食品本来の姿が変化してしまう(食用不可になる)のは非常にもったいない。
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(C)2016 Original Comfort All Right Reserved

白みそは、やはり白い状態で使いたいですよね?
最初は慣れないかもしれませんが、ストックを少しずつ減らしていきましょう。
災害時のためにストックしたい場合は、こちらの方法をご参考に。
「ローリングストック」 テーブルマーク株式会社

◇100均を活用してみる

食品に100均?と思われるかもしれませんが、あなどるなかれ!
調味料や乾物、缶詰など、スーパーで購入するものと同じメーカーの食品が
100均のサイズで購入できます。
購入する食品のサイズが小さくなれば、食べきる、使い切ることができるようになるかもしれませんね。
ただし、よく使う食品に関しては、逆にコストが高くなりますのでご注意ください。
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(C)2016 Original Comfort All Right Reserved

これからの時期、ご家庭の食品量もいつもより多くなりがちです。
あわただしい年末年始には、ストックも大量になるでしょう。
そうなる前に、今ある「食品」をすべて見直し、美味しく食べきる(片づける)ことを
意識してみてはいかがでしょうか?

■■■ 著者プロフィール ■■■

マスターライフオーガナイザー:後藤邦江(ごとうくにえ)

アメリカ発の思考と空間の整理術「ライフオーガナイズ」の考え方にそって、お客様のご要望に笑顔で応える。

「片づけは生き方にそって」と提唱し、捨てられない気持ちに寄り添いながら個々の暮らしに合ったアドバイスをする。

約10年間のホテル勤務で身につけたホスピタリティをもとに、個人宅や企業の片づけサポートに日々従事。また教育関係や公共団体からの依頼される世代に合った片づけセミナーも定評を得ている。

 
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(株)Original Comfort



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