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心を整理してみる

2016/12/26 

こんにちは。
心地よい空間でクオリティの高い暮らしをご提案する
マスターライフオーガナイザーの後藤邦江です。

家の中を片づけるヒントをお伝えしておりますが
新年を迎えるにあたり「心」に注目してみたいと思います。

◇心=見えないスペース

ご存知の通り、心は他人から見えません。
そして、かなりプライベートなスペースです。
だから片づけなくても良いのかというと、そうでもないようです。
心の中には、家の中のリビングやクローゼットといった区分けがありません。
自由自在に湧き出てくるので、よけいに厄介です。
五感を刺激するモノ・コトをきっかけとして、不安な気持ちになったり
心がざわつくような経験は、皆さんお持ちかと思います。

・どんな感情になりやすいのか?
・どんなトラウマを持っているのか?
・どんな願望を持っているのか?など。
いちど書き出してみることをおすすめします。
そうすることで、よく使う感情や触れたくない出来事、秘めている願望などが認識できます。
それらを①よく意識する②どきどき意識する③あまり意識しない(したくない)に
区分けするだけでも、心の片づけになりますよ。

◇心の中の収めかた

①よく意識する
たとえば、笑顔になるような感情はこのスペースに収めます。
自分が幸せな気分になるような出来事や、願望も同様です。
②ときどき意識する
価値観や怒りのボーダーライン、今の自分にとって必要だったと思える出来事など
すぐには使わないけど、必要なものはこのスペースに収めます。
③あまり意識しない(したくない)
イヤな感情、思い出しただけで号泣してしまいそうな出来事などはこのスペースです。
なので(イメージとして)頑丈な箱に入れて、心の奥へ。
これらはおそらく手放すことはできません。
突然わき出て、支配されそうになっても
「私は今、この感情(出来事)で心がいっぱいになっている」と自分を俯瞰するようにしましょう。

◇大切なのは「いつもの自分」に戻る力

どんな心の状態になったとしても、ほどなく「いつもの自分」に戻れるとラクですよね。
その力をアップさせてみましょう。
いろんな方法がありますが、すでに実行されている方も多いかと思います。

・気の合う仲間と食事に行く
・ヨガをする
・大声で歌う など。
お分かりのように、何か「行動」することなのです。

そのためには、どんな「行動」をすれば、自分がご機嫌になるかを
確認しておくと良いですね。

落ち込むことはツラいものです。
かといって、ハイテンションのままでは疲れます。
心の中にある感情、出来事、願望を片づけて、どんな時でも「いつもの自分」に
戻ることができるとラクになりますよ。
空間も心もスッキリ片づけて、よいお年をお迎えくださいね。

■■■ 著者プロフィール ■■■

マスターライフオーガナイザー:後藤邦江(ごとうくにえ)

アメリカ発の思考と空間の整理術「ライフオーガナイズ」の考え方にそって、お客様のご要望に笑顔で応える。

「片づけは生き方にそって」と提唱し、捨てられない気持ちに寄り添いながら個々の暮らしに合ったアドバイスをする。

約10年間のホテル勤務で身につけたホスピタリティをもとに、個人宅や企業の片づけサポートに日々従事。また教育関係や公共団体からの依頼される世代に合った片づけセミナーも定評を得ている。

 
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(株)Original Comfort



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