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なぜ運用で損をするのか?

2017/6/29 

皆さんのお知り合いで“運用で損した”という方は多いかもしれません。
不景気の時なら仕方ないかもしれません。
しかし弊社にご相談にいらっしゃる投資家の方々の多くはアベノミクスの期間でも損をしている方が多いのです。
2012年末のアベノミクス始動後、株価は2倍になっており、為替も大幅に円安になったのになぜでしょうか。

損する理由を簡単に言ってしまえば“高値で買ってしまった”ということです。
しかし、誰も高値と思って買う人はいません。
まだまだこれから伸びると考えるから購入するわけです。

弊社にご相談にいらっしゃる投資家の代表的なケースとしては

1 金融機関に薦められた。
(「普通預金に置いておいても仕方ないから」と言われる。「普通預金よりいい利回りならやってみてもいいか・・・」と思い投資を始める)。その結果損をする。

2 ご自身でネット証券に口座を開く。
しかし選択肢が多すぎて選びきれず人気ランキングやリターンランキングを参考にして商品選択をする。その結果損をする。

3 商品選択においてコストを最重要視する
その結果損をする。

といったところです。
このような商品選択の仕方をすると高値で買ってしまったり、相場次第の運用になったりしてしまいます。
相場次第の運用とは簡単に言えば「円安の時には儲かるけど、円高になったら損してしまう」といった投資です。
日本人の投資家の多くはこの状況です。

これらの選択基準で選ばれた商品には共通点があります。
それは「テーマ型投信」・「フル投資」・「インデックス運用」です。
これらの投資方法は弊社ではギャンブルと考えています。
ギャンブルは勝つ人がいれば負ける人がいます。
1万円買った人がいれば、逆に1万円負けた人がいる、ということです。
いわゆる“ゼロサムゲーム”です。
そしてずっと続けていれば(胴元以外は)いつかは負けます。

それに対して運用は違います。
運用はみんなで国や企業などの経済成長を支えることです。
経済成長するように資金を投資し、その後成長すれば誰もがその恩恵に与れます。
(例えば戦後から89年のバブル景気時まで日経平均株価に投資していれば損した人はいないわけです。※途中、損失確定で売却してしまった人を除く)。

ならば高い経済成長が見込める国に投資をすれば必ず儲かるのかというと、必ずしも儲かるわけではない、という答えになります。
なぜでしょうか?
(ただし、経済成長率が高い国に投資する方が儲かる可能性は高くはなると考えられます)

次回からはどのような商品が投資家に高値づかみをさせてしまいがちな商品かを解説します。

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