「仕事=スーツ」の時代は終わり!激変したビジネスファッション
2017/8/1「電車のなかでスーツを着ている人が減ったと思いませんか?」
2004年クールビズの導入から13年が経ちました。環境省の発表によれば、もはやクールビズの浸透は9割を超えたということです(環境省調べ)。実際、金融機関にお勤めのビジネスマンであっても、夏はクールビズ!
時代に合わせたビジネスファッションが求められます。私はのべ4,000人を超える買い物に同行してきた「服のコンサルタント™」です。そんな私からは、ビジネスファッションのカジュアル化が進んでいるように見えます。
■2011震災から変わったクールビズ
2011年に起きた東日本大震災。その影響はビジネスファッションにも及んでいました。節電ムードの高まりから、環境省はスーパークールビズを提唱! また、クールビズの期間を5~9 月末(2017年現在)に伸長したのです。12か月のうち5か月がノーネクタイ。
しかも、その浸透が進んだ結果、スーツ量販店の売り場構成まで変わってきたのです。現在では、ジャケット・スラックスなど生地の異なるスーツ、通称ジャケパンの売り場面積が、ショップ全体の20%を占めているよう私は見ています。これは業界4社と呼ばれる紳士服量販店に共通する傾向です。
■まずはジャケパンに挑戦しよう!
ビジネスファッションの世界で大切なTPO(Time/Place/Opportunity)。状況に応じて着こなしを変えるということ! 以前はスーツにネクタイを締めていればきちんとしていたと思われていました。ところが、現在では取引先がクールビズ導入しているのにスーツで行くことはリスクなのです。
「夏のスーツ姿は見ているだけで暑苦しい。」(42歳 メーカー勤務)
「自分はクールビズなのに、相手がスーツだと圧迫感がある。」(36歳 営業)というような声も挙がっています。まずは生地が異なるスーツ、通称ジャケパンに挑戦しよう!
■■■ 著者プロフィール ■■■
1979年 千葉県出身。日大法学部卒業後、一般企業を経て「服のコンサルタント™」になる。のべ4,000人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、72歳までのコーディネート経験がある。これらの実績から東洋経済ONLINE「今さら聞けないビジネスファッションの作法」も好評連載中。公式サイトエレカジにて、ユニクロも好印象にする日々のアイテム情報を紹介!
今回、コラムを執筆頂いた森井良行さんは、これまで数千人もの方のファッション同行によるコーディネートを担当され、依頼者の多くは服装が変わっただけで仕事もプライベートも充実するようになりました。
その活動は新聞でも取り上げられています。2016年4月13日付読売新聞、2017年2月18日付日本経済新聞。あなたも是非、日々の服装を見直して充実した日々を過ごしてみませんか?(定年生活編集部)
株式会社エレガントカジュアル( http://www.elegant-casual.com/ )
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