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発明にするには、順番があります!

2017/10/10 

アイデアが企業に採用されるには「順番」が大事になります。

例えば、閃いたアイデアを、インターネットなどで公開してしまいますと、公知となり権利が取れなくなる可能性が出てきます。
自分のアイデアであっても、「新規性」が失われてしまうのです。

また、アイデアが閃いたから特許に早々に出願してしまいますと、熟慮していない出願は、権利が取れない、現実的でないなどの問題があり、お金の無駄になってしまいます。

では、どのように進めていったら良いのでしょうか?
私は、とても大事な下記の3つの過程を「発明トライアングル」と名付けました。

(1)思いついたアイデアを、スケッチします。
(2)試作をして、効果があるか確かめます。
(3)これまでに似たようなアイデアが販売されていないか、
  特許に出されていないか調査をします。

仮に調査をしたところ同じものがあったら、それより修正してもっと良いものにすれば良いのです。また(1)に戻り、スケッチ、試作・・と繰り返します。

「アイデア→試作→調査」を経て、よし、他にはないいいアイデアだ、と確信してから特許の出願書類を作成します。

特許の出願については、各地方に(一社)発明協会や、中小企業支援の自治体などで相談が無料でできますが、構造がしっかりできていて自信あるアイデアでしたら、弁理士に相談し、出願してみましょう。

弊社でも、皆様のアイデアにあった弁理士を紹介いたしますので、無料で出願相談ができます。

出願が完了したところで、お目当の企業にアイデア提案書を出します。

アイデア提案書に「特許出願中」と書くことによって、提案先のメーカーは「ロイヤリィティ契約を希望しているんだな」とわかります。

特許などの権利対策をせず、アイデア提案をしても、「お客様提案」だと思われ、お礼のお手紙だけが届いて終わりになってしまいますので、ご注意ください。


■■■ 著者プロフィール ■■■

「お金をかけずに発明する」をモットーに数々のヒット発明品を生み出している​主婦発明家。大手コーヒーショップの販売促進用ツールとして採用された「紙パズル」は​100万枚配布され大ヒット。テレビ出演により販売された掃除用品「ペン先す​ーぴぃ」10万個販売、「おそうじシュシュ」8万個、「おまとめハンガーカバー」​「耳当てマフラー」など数々のヒット商品を生み出す。誰でも考えうる簡単な構​造であるが特徴もたせた商品で、数々の企業とロイヤリティ契約を結んでいる。​

■2010年 株式会社発明ラボックス設立​

◼︎主なテレビ出演​
2012年4月「おはよう日本」まちかど情報室特集​
2012年12月「ヒルナンデス!」特集​
2013年2月6日、26 日「笑っていいとも!」出演​
2013年9月「ノンストップ」特集​
2014年07月「お願いランキング」特集​
2014年10月「バラ色ダンディ」特集​

他雑誌、新聞など掲載多数​



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