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若者の政治意識は自民・維新をリベラル、公明・協賛を保守と捉える。50代以上の有権者は共産をリベラルと捉え、自民を保守と捉える。

2017/10/15 

安倍首相が臨時国会の冒頭での解散、そして、民進党が小池百合子都知事率いる「希望の党」に事実上、吸収される一方。「リベラル派」とされる方々は希望の党には合流せず、枝野幸男元官房長官が代表を務める「立憲民主党」を設立。共産党との共闘を重視する形で総選挙を戦うことになりました。

 今回の選挙は、安倍首相が2019年10月に予定している消費税増税10%を実現した際の用途を財政再建から若者の教育無償化に用途を変更すると言う理由のもとに行われました。
従って、今回の総選挙は定年後の生活の行方にも大きな影響を及ぼす選挙であるといえるでしょう。

 ところでよく政治の世界で使われる「保守」や「リベラル」とは具体的にどういった政治勢力を差すのか。最近では、年代によって捉え方が異なるようです。

◆自民党と維新が「リベラル」

一般的には「保守」だと表現される自民党だが、若者世代からは違った形に見えているようです。

読売新聞社と早稲田大学現代政治経済研究所が2017年7~8月に共同で行った調査結果によると、40代以下は自民党と日本維新の会を「リベラル」な政党だと捉えており、共産党や 公明党を「保守的」な政党だと捉えています。
対して、50代以上は、従来のように、自民党や日本維新の会を「保守」と捉え、共産党を「リベラル」だと捉えるなど、大きな「断層」が生じています。

国政では自民党が支持を集めているが、同じく「リベラル」政党である日本維新の会も、 多くの若年層が大阪都構想を支持したように、支持が低くありません。
その意味で、若者の現状打破の願望は強く、現時点ではその期待を自民党が集めているといえるでしょう。

一方、安倍政権に十分満足している若者も多くはありません。支持のほとんどが消極的支持であり、対抗馬がないことを嘆いています。

「本当は若者や弱者を重視したリベラルな政党に投票したい。けれど日本の野党は現実的な対案を示さず、無意味な揚げ足取りも多い。二大政党制ができるべきだと思うけど、現状では自民党内で”政権交代”した方が日本にとってはいい」(27歳男性会社員)

情報源が多様化し、実績も容易に数値化されるようになった現代を生きる若者は、思想的に政党を支持してきた高齢世代に比べ、より現実的に「国民の生活を向上させ、守ってくれる」というイメージを大切にしているようです。

 開票日まであと僅か。貴重な参政権を行使することで白紙委任だけは避けたいですね。

(文責:定年生活事務局)