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定年後の生活・・・予期せぬ出来事で貯金半減 ビットコインは投資といえるのでしょうか?

2018/2/19 

仮想通貨の取引所「コインチェック」から580億円相当の仮想通貨「NEM」が流出した事件は記憶に新しいところです。
 そもそもビットコインに代表される「仮想通貨」という言葉を始めて耳にされた方も少なくはないかと思います。

 実際にこの仮想通貨に手を出されてちょっと、ヒヤッされた方、残念なことに大損された方がいらっしゃらないことをお祈りするばかりです。

 今回の事件の発端である「コインチェック」に対して、流出の数日前に不正なアクセスがあったことが分かりました。一説には北朝鮮からの攻撃という説もあるようです。

 ところで、仮想通貨とはそもそもなんでしょうか?
 通常、通貨は国家(中央銀行)によって発行され価値を保証されているが、国家(中央銀行)の経済政策【金融政策】による価値の変動リスクは常に伴っています。
 一方、仮想通貨は、利用者による仮想通貨自身への信用によってのみ価値が保証されているので、価値の変動を主導するのは利用者です。そこで、人気上昇に伴い、通貨価値が増加すると予想する投機家により頻繁に投機目的で取引されていることが指摘されています。600種類を超える仮想通貨が存在し、それらの推定時価総額は2016年4月時点で約80億ドルであるとさえ言われています。

 ではそもそもビットコインに対する投資は「投資」といえるのでしょうか?それとも「投機」なのでしょうか?まず、「投資」と『投機』の違いを見ていきましょう。
 一般に投資とは、会社や工場など利益を生みだすために動いているものにお金やものを投下することで、新たな利益を生みだす。これが「投資」です。
他にも株や不動産など価値の裏付けがあり、投下したもの自体が利益を生むのであれば「投資」になります。
 逆に、値段の上下だけ「今から上がりそう」「〇〇という噂があるから買いか?」こういう機会(チャンス)を狙って資金を投じることを「投機」と言います。

ではビットコインの場合はどうでしょうか?

先ほども述べたように、仮想通貨には「価値の裏付け」がありません。
仮想通貨の王様であるビットコインを含めて全ての仮想通貨の価値は「法定通貨」、つまり日本円やドルと交換できたり、物が買えることです。当たり前のことですが、いくら決済が早かろうが、コスト削減できようが「お金」としての価値がない訳ですね。
例えば一万円で一万円分買い物ができるかというと、日本銀行という国の銀行が一万円札の価値を保証しているからです。
しかし仮想通貨の「お金」としての価値を保証、裏付けしているものは何かと言うと「ない」が答えになります。
これだけでも「投機」と呼ぶにはふさわしい理由になるかもしれません。
ビットコインが暴騰、暴落する理由もここにあって裏付けがないから、今の価格にはっきりとした自信を持てず、価格の変動に合わせて皆が軽いパニックのように売買してしまうからです。

このように見ると、素人が資産運用目的で手を出すには危険すぎるようですね。
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