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孫も喜ぶ!子供が反応するジジババ色彩コーディネート

2018/4/1 

【特集】 55歳からの生涯現役ビジネスファッション

「人の心は色に反応する!」

我々が色として認識しているものは、光が反射した光線だということをご存知でしょうか? 可視光線の色によって心に与える影響は変わりますが、これをまとめた心理学分野こそ色彩心理学なのです。

私はのべ4,000人を超える買い物に同行してきた「服のコンサルタント™」です。そんな私からは、男女間における色彩感覚の差が想像以上に開いているよう見えます。

■着ている服で子供の反応が変わる!

私のクライアントで幼稚園・保育園の先生が複数います。彼らから聞いた話をまとめると、子供は女性と同じ、もしくはそれ以上にアクセントとなるカラフルな色に反応するということでした。

赤・黄色・青・オレンジ・ピンクなど男性が普段から取り入れづらい服を着ているときは子供たちが自分に寄ってくるそうです。また、先生の服の色がキレイと指摘してくる子供もいるそうです。

一方、黒・グレーは反応がありません。私の仮説ですが、黒・グレーは無彩色と呼ばれ、明るさを表す基準として存在する色なのです。食べ物で例えるならば無味ということ。子供と触れ合う時間はぜひ、アクセントになる色を服のどこかに取り入れてみてはいかがでしょうか?

■代表的な5つの色彩心理

ピンク=愛情、オレンジ=元気、黄色=ユニーク、青=誠実、ターコイズ色=クリエイティブ。ほかにもいろいろとありますが、まずはアクセントカラーを取り入れることに挑戦してみてください。

ただし、色の濃さにご注意ください! たとえば、パステルピンクと呼ばれる淡いピンクは愛情ですが、ショッキングピンクと呼ばれる強いピンクは欲情の象徴なので、だからこそ、強いピンクは下品といわれることもあるのです。

色の見極めに自信がない方は淡いアクセントカラーから取り入れてみましょう!

■■■ 著者プロフィール ■■■
森井良行

1979年 千葉県出身。日大法学部卒業後、一般企業を経て「服のコンサルタント™」になる。のべ4,000人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、72歳までのコーディネート経験がある。これらの実績から東洋経済ONLINE「今さら聞けないビジネスファッションの作法」も好評連載中。公式サイトエレカジにて、ユニクロも好印象にする日々のアイテム情報を紹介!

 

今回、コラムを執筆頂いた森井良行さんは、これまで数千人もの方のファッション同行によるコーディネートを担当され、依頼者の多くは服装が変わっただけで仕事もプライベートも充実するようになりました。
 

 
その活動は新聞でも取り上げられています。2016年4月13日付読売新聞、2017年2月18日付日本経済新聞。あなたも是非、日々の服装を見直して充実した日々を過ごしてみませんか?(定年生活編集部)

 
株式会社エレガントカジュアル( http://www.elegant-casual.com/ )



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