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人は財産。人は宝「高齢者は宝の山」

2018/10/18 

定年後に年金受給までの経済的事情から「働き場所」を求める方が急激に増えています(もちろん、生きがいとして探される方も多いです)・・・。定年生活は定年後の働き方についてご紹介をしていますがそもそも高齢者の方を「人財」あるいは「宝の山」としてとらえていらっしゃる方は意外に少ないのが実情です
 今回は、定年退職を迎えたみなさまを「宝の山」として再び、働く場所と活躍の場所を低価格で提供したいという哲学から高齢者向け人材サービス事業「プロシニア」を運営されている株式会社ユメニティの上田研二会長にプロシニア創業に至る経緯と自身の経営哲学について語って頂きました。

1 高齢者向け人財活用を思いついた時代背景

日本のバブル経済がはじけた直後の1993年に衆議院議員の橋本龍太郎先生の講演を聴きに行った。
先生は「高齢化社会が到来するのはそれ以前からかなりの人たちは、分かっていたが、少子化問題がこれほど進行するとは想像すらしなかった」と熱心に話されたのを聴いて、これからは高齢者(定年後の人達)の活用が必要な時代が来ると確信を持つことが出来た。

1998年、定年後に何かの分野で起業したいと考えていたので高齢者活用事業をコンセプトに構想を練り始めた。「高齢者は宝の山」である。それ以前は「産業廃棄物」と私は、冗談がてら呼んでいた。長年、身につけてきた経験、知識・技能、技術を活かす方法が、必ずある筈。ところが、社員の若返り、人件費の削減を理由に定年と同時に社会とのつながりを遮断されがちとなり寂しい日々を送っている先輩たちがいかに多いかを目の辺りに見るにつけ、一人でも多くの高齢者に「働く場と生きがい」を提供できるビジネスモデルを作ろうと思いたった。

2 存亡の危機にあった会社の立て直し

 当時、私はあるガス機器メーカーの営業本部長をしていたが、その取引先である
協力企業の経営が悪化し、借入金1 2億円、実質累損6億円を抱えて倒産やむなしの状態にあった。
最終的には再建することになったが次の社長の引き受け手がなく、9 7年5 9歳の時に「社長のなり手がいないならば私にやらせてください」と自分で手を上げて社長に就任した。6年の歳月を経て無借金及び、累損解消し、黒字化を達成。
  取締役として兼務していたメーカーを退任後、0 0年1月に設立してあった高齢社の社長に専任( 0 3年= 6 5歳)することとなった。

3 働き方改革を先取りした独自の経営スタイル

当時から、アメリカンスタイルの株主第一主義がもてはやされ、社員のリストラを平気で行ない、その果経営再建に成功した経営者がいかにも名経営者のように言われるのは絶対に間違っていると考えていた。手を上げたのは、自分なりの経営哲学を実践してみたかったのである。私の経営哲学のひとつは社員第一主義である。
 具体的に申し上げると、
優先度①社員ならびに協力企業
優先度②顧客
優先度③株主

 本来は、いずれも重要なのであるが、社長である私は、社員・現場で汗水垂らして働く協力企業を一番に想い、社員・協力企業は、顧客を一番に想って行こうと常々話している。そうすることで結果として利益が出るのである。
 また社員の働き方も原則として年金併用型、ワークシェアリング方式で、週3日づつ2人1組で働いてもらうことが多い。すでにこのようなやり方はヨーロッパでは積極的に導入されているし、今、話題の「働き方改革」を先取りにしたモデルと自負している。今後もこのビジネスモデルを各界に広め、1人でも多くの高齢者に「働く場所と生き甲斐」を提供したいと普及活動に努めている。

 いかがでしたでしょうか?経営者の1番目に大事なことを「何をなすか」という志とそれに裏打ちされた経営哲学であると思います。
 年齢に負けない熱い哲学をお持ちの上田会長の「プロシニア」に是非、あなたも登録して新しい活躍の場所を得てみませんか?

(文責:定年生活事務局 この記事は上田会長からの頂いた記事を上田会長監修のもとに加筆・修正をしたものです)

■■■ プロシニア 上田研二会長プロフィール ■■■

夢と生きがいに充ちた生涯現役人生(一生修業-臨終卒業)
私は昭和13年3月18日、愛媛県八幡浜市で6人兄弟の4番目として生まれた。兄・弟・姉・妹がいる当時としても珍しい家族構成であったと思う。当年80歳である。持病は進行性難病と言われるパーキンソン病であり19年間近く付き合っている。最近、女房が夜の営みの相手をしてくれません。他の家庭ではどうなんでしょうか?
私は「3」という字が大好きである。いろいろ記憶したい言葉も三つ以内にまとめると、極めて覚えやすい。例えば、「上田3原則」というのを創り対人関係では、
①頼まれたことは必ず返事をする。
②約東したことは必ず実行する。
③2度と同じことを言わせない。これを実行すると相手からの信頼度が増してくる。

あるいは、「人と人との貴重な出会い三つの意味」
①その人から学ぶ(人生の後輩として)
②その人と腹を割って語り合う(人生の友として)
③その人に学んでもらえる何かを持つ(人生の先輩・師として)等である。

 



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