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生活保護者は婚活をすべきでない?あなたは生活保護者の「婚活」をどう思いますか?

2018/12/20 

2018年9月15日の「しんぶん赤旗」に東京都内に住む49歳の男性の生活保護者の声が掲載されましたが、これが大きな波紋を呼びました。
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-09-15/2018091501_04_1.html

 男性は、自身を「室内ホームレス」と表現。エアコンはあっても使用せず、ガス代節約のために洗面器に水をためて体を洗うといいます。食事は1日に1食か2食。「お金を使わないよう、食べて寝て近所を散歩するしかできない。人付き合いも婚活もできない。こんな生活なのにさらに引き下げるのはおかしい」と怒りを込めました。(以上、「しんぶん赤旗)から引用)

 これに対し、ネット上を中心に、大きな非難の声が沸き上がりました。その要旨を記載すると、
1 「婚活」の前に「就活」では?
2 貴方より(生活保護受給費)より収入が少ないのに頑張っている
3 働くことは出来ないのに、結婚はしたい‥‥?

概ね、否定的な意見に満ち溢れています。そもそもこうした事情があります。

生活保護者のほうが良い暮らしをしている実態…

 東京ではなかなか起きないことですが、地方都市で起きることです。②の意見がそれを反映しているのですが、生活保護受給費の方が受給できない方よりも月収が多くなり、結果、単身の生活保護者の方がオートロック付きの部屋に住むことができ、生活保護を受給できずに働く方は木造のアパートに住むことになるケースです。

具体的には月の支給額が3万円台後半のエリアとなると、こうした属性の良い物件に住めるが、支払える家賃がそれいかですと、若干、属性の悪くなるというケースですね。いわゆる逆転現象ですね。


 
 こうした方々からは②の意見が出るのは当然といえるでしょう。

 それでは、生活保護者は「婚活」は出来ないのでしょうか?

 婚活にはいくつかの補法があります。婚活パーティー、結婚相談所、婚活アプリなどの方法が考えられます。少しづつ見ていきましょう。

 まず、結婚相談所に登録できるかということになりますが、結婚相談所の場合、男性は市所得証明を提出することが求められます。生活保護受給も取得はあることになるのですが、問題は生活保護者は生業がないので、登録を受け付けてくれるところは極めて少ないといえるでしょう。
 次に最近、流行りの婚活アプリです。ここでも男性は年収を記載する必要があります。が、全てではないのですが、裏付けとなる証明書の提出までは求められず、任意記載のところも多いようです。
 が、アプリは若い方が多いので、特に50代以上の方は登録をしても苦戦することになるでしょう。

 最後に、婚活パーティーです。これは「婚活」という言葉が流行りだした2010年ごろから定番の婚活ツールです。
 婚活パーティーでは本人確認書類を求められますが、それ以外の収入については求められないケースもあるようです。
 但し、こちらも男性はプロフィールに以下のように、職業を書くケースが多いので、「無職」の方は厳しいといえるでしょう。

 但し、例外があります。まず、女性の方は収入や職業は問われないので、その心配は男性よりは少ないといえるでしょう。

 もう一つは高齢者のパターンです。最近では、60代以上の方向けのパーティーも劇的に増加しており、こうした方々ではそもそも無職で年金受給者ですという方も少なくないので、無職の方でも参加できる余地はありそうですね。

 こうしてみますと生活保護者の婚活は収入面というより、職業がないことがネックになるケースが多いようです。従って男性の方は婚活と同時並行で就活を進めるのが良いでしょう。

 

婚活・お見合い情報サイト Party Schedule



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