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今、移住先として密かに注目されている小田原!そのワケとは?

2019/5/14 

バブルまっ盛りの時期に「地方都市から東京の大学まで新幹線で通学するのはいかが」というテレビCMが流れていたことをご記憶の方はいらっしゃるでしょうか。「東京で一人暮らしする場合の部屋代、光熱費などを考えると、新幹線通学のほうが安いのよ。親も安心してくれるし」
 ある学生の説明に妙に納得させられたものです。

新横浜からの通勤族が多い
 時代が変わり、新幹線通勤で出社をされる方が増えています。東京駅から新横浜駅までは新幹線で18分、自由席料金ですと、1360円。さらに各駅停車の「こだま」は平日朝9時までの普通席はすべて自由席となっており、新幹線にしては割安な料金と、所要時間を考えると新幹線通勤をされる方は決して少なくありません。新幹線は近距離の自由席料金が割安に設定されていることに着目したライフスタイルといえるでしょう。

新横浜駅周辺はマンションが高い・・・
 ところが、新幹線通勤に人気の新横浜駅にも難点があります。まず新横浜駅周辺が商業施設が多く、住宅地でないということです。
 新横浜駅近くですとプリンスホテルがあるイメージの方も多いかと思います。従って、徒歩5分圏内にはあまり住宅がないことに加えて、物件価格の高騰です。

 新横浜は東急目黒線の延伸計画などもあり、オフィスビルなどの建築も進み、新築の3LDKで7000万円、8000万円というのも珍しくありません。賃貸でも15万円前後はしてしまうのでなかなか難しいという方は少なくありません。
 そこで横濱線沿線に住居を探す方もいらっしゃるのですが、朝のラッシュ時の新横浜駅は階段なども狭く、移動に時間がかかることから敬遠される方も多いのです。そこで今、新横浜駅の隣の駅が注目されています。

小田原駅が密かな人気スポットに
 小田原駅は東海道新幹線の「こだま」と「ひかり」が2時間に1本、止まります。すべての新幹線が止まる新横浜駅と比較すると利便性は劣ります。
 しかし、物件需要はずいぶんと変わります。3LDLであれば、3000万から4000万円台の物件もあり、また賃貸であれば7万円程度の物件も少なくありません。確かに新横浜駅周辺と比べると割安感があるといえるでしょう。また名城・小田原城の城下町だけあり、四季それぞれで季節を感じることも出来ます。

そんな小田原から東京に通うには・・・
 新幹線で東京駅まで通う場合、新幹線定期券は1ヶ月7万2580円(通学用ならば、5万3140円)。新横浜や東京に住むことと比較するとこの値段では住めないと思うと、安いかもしれません。
 さらに2時間に1本止まる「ひかり」は次の停車駅が名古屋なので、実は「のぞみ」と同じく途中の駅がすべて通過するのです。
 さらに箱根登山鉄道に乗ると15分で箱根湯本にも行け、小田急線で90分程度ですが、1000円弱で新宿駅にも到着し、JR東海道線に乗ると上野東京ラインで北関東にも一本で行ける。
 交通事情だけでいうと、「小田原」駅は「新横浜」駅より圧倒的に上なのです。

 交通アクセスも良く、日帰り温泉も楽しめる。賃貸も割安…。小田原が今、注目されているのはそんなところに理由があるかもしれません。

(文責:定年生活事務局)



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