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磯野貴理子さんの離婚からみる 50代女性の年下夫との「年の差離婚」を防ぐ方法

2019/5/31 

「急なんだけれどさ・・・」
タレントの磯野貴理子さんが自身の番組中に24歳年下の夫との離婚は世間に大きな衝撃を与えました。多くの人の心をざわつかせた理由は離婚した事実よりもその原因でした。

自分の子供が欲しい・・・
「自分の子供が欲しい」
磯野貴理子さんは55歳。夫は24歳年下ということですから31歳。ちょうど7年前にお二人は結婚していますから磯野さんが48歳で、旦那さんは24歳。まさにダブルスコアの年齢差カップルということになります。

ただ、現在55歳ということで、出産がかなり困難であると予想される年齢の女性に対するこの言葉に、「残酷」「返す言葉がない」という意見が多く出ています。
また、結婚のときに48歳であったことを考えると、「その時点で子どもが望めないことは容易に想像できるはず。」という意見も女性側の意見として出ています。実際、番組中は共演者が号泣するシーンが印象的でした。

増え続ける40代女性の結婚

 21世紀に入って、女性の社会進出も進み、晩婚化が進んでいます。40代に入ってから結婚する方も増え、さらに40歳から44歳で初めて母親になる女性の数も、1985年では8224名でしたが、37437名と激増しています。
 東京都港区で助産師の業務に携わっていた方(50代女性)に高齢主産の実情について可能な範囲で情報を頂きました。
 その結果、45歳前後で初産を迎える方は急激に、増えていると言います。この様なケースで顕著なケースは夫が年下であるということ。もっと言えば、夫が20代で妻が40代というパターンが増えているということです。一番年齢が離れているケースでは男性が26歳で女性が45歳というケースがあったそうです。

 あとは外国人男性と40代日本人女性との間に出来るケースが多いとのことで同年代の日本人夫婦(年齢差5歳以下)の高齢出産のケースはあまり多くないという体験談を頂きました。
 つまり、磯野さんのケースでいうと、磯野さん自身の年齢を除けば、実は高齢出産が可能な夫婦の年齢差であったといえるでしょう。ひたすら磯野さんの「出産リミット」がクローズアップされる離婚であったがゆえに多くの女性の心をざわつかせたのです。

「婚活」の世界でも年上女性との結婚が増えています・・・

 「婚活」という言葉が市民権を得るようになってから10年以上経ち、結婚相談所、婚活パーティー、街コン、アプリと異性と出逢えるツールは格段に増えました。
 一方で、「婚活」の世界でも異変が起きています。それは年収が高くても男性は年下女性とはマッチングしにくいという現実、それと女性主導という現実です。
 最近では、年収4000万という破格の年収がある男性でも50代という年齢だけで女性からの反響が悪くなります。
20代・30代の女性陣には、年収が低くても低リスク(ギャンブルなどをしない)、低姿勢(自分や他人に対し、謙虚で横柄な態度を取らない)、低依存(家事などを協力できる)、いわゆる3低男性が好まれます。

 さらには40代に入ると、女性の方が積極的に年下男性にアプローチをするようになります。大手の結婚相談所でも実際に結婚ができ、退会された方には交際1か月で女性の方が40代で7歳も年上というケースもあります。この世代になると、まさに「ナンパ」といえる行動も女性がするといっても過言ではありません。
 いまや、「婚活」の世界でも年上男性・年下女性カップルしかありえないという図式は大きく崩れています。

婚活パーティーでは年齢を聞かないパーティーが増えています。

 そうした流れに乗る形で婚活パーティーでもパーティー中にはお互いの年齢のことを聞かないパーティーが増えています。
 たしかに最近は、年齢には見えない若々しい男性や女性も増えていますし、「年齢」以上に相手の性格であったり、「相性」などもありますからそうしたことを見過ごして、相手の年齢だけで全て「NG」としてしまうことは実は勿体ないことといえるかもしれません。

 ちなみに、以下のサイトでは、日本全国で開催されている年齢を聞かないパーティーを多数、ご紹介しています。

年齢以外の部分で惹かれ合うことが多いのだからこそ、子供のことも話し合いを…

 年上女性と結婚される方の多くは出産リミットが間近に控えているケースが多いのも事実です。磯野さんも離婚報告で、自身が年上であることを理由に、「だからなんか覚悟はしてた」と語っていたのが印象的でした。
 もちろん、年上女性の夫婦が全員、うまくいかなくなるわけではありません。が、年下男性サイドが結婚を「家族」ととらえる場合、「子供の存在」は重要になることは言うまでもありません。
 あるアンケートでは、「結婚前、もしくは結婚後、夫婦で子どもを持つかどうかを話し合いましたか?」との質問に、「話し合った」と「話し合わなかった」がほぼ半々に。人の心を移ろい変わるものですから話し合いがあれば万全というテーマではありません。
 が、公的な不妊治療は42歳が限界とされており、デリケートな問題ですが、可能な限り、二人でよく話し合いを持つことも大事かもしれません。

(文責:定年生活事務局)



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