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台風などで自動車の水没した際の脱出方法と冠水被害に逢った自動車への対処方法

2019/10/17 

近年、台風の大型化に加えて、ゲリラ豪雨の多発などで、自動車の走行中に自動車が浸水したり、あるいは自動車が冠水したいするケースが増えています。特に自動車走行中に大雨やゲリラ豪雨に遭遇。車が浸水し始めた時にはどうした良いのでしょうか?

車を走行中に浸水が始まった・・・

自動車工業会・安全運転講座のページより見ることが出来る下記動画が大変に参考になります。参考までに文字化してお伝えします。

【原則】
クルマはすぐには沈みません。落ち着いて行動すれば、自力で脱出することが可能です。

【対策】
まずシートベルトをはずしましょう
窓を開け、窓から脱出しましょう。背中側から外に出るようにすると脱出しやすいです。

【脱出できずにガラスを割る場合】
先のとがった脱出用ハンマーを使うと簡単に割ることができます。脱出用ハンマーは自動車販売店やカーショップで購入できますので、日ごろから準備をしておくことが良いでしょう。
フロントガラスなどは割れにくい構造になっています。そこで、座席横のガラスを割るのが効果的といえるでしょう。
ただしドアガラスの高さまで浸水をしている際には、割れたガラスや水が車内に入ってくる可能性が高いので気をつけましょう。

台風などの洪水によって停車中の車が浸水した場合

【車両火災を起こす可能性があることに注意しましょう)

まず、浸水・冠水状態では、エンジンの吸気系に水が入っている可能性があり、その状態でエンジンをかけると最悪の場合、エンジンを壊してしまうおそれがあります。ですので、車が浸水した場合には、エンジンをかけないことが原則になります。

 さらの津波や、海からの浸水など海水による浸水・冠水の場合には、海水は電気を通す性質があるため、たとえキースイッチが切ってあっても、バッテリーが接続されていると、常に電流が流れる状態になっています。そのため、海水が引いた後でも、電気系統の腐食が進み、電気配線がショートすることにより自然発火を起こし、車両火災につながるおそれがあります。

 どうしても車を動かしたい場合にはシフトレバーをニュートラルにして、一人は運転席で、一人が後ろから動かすイメージで人力で動かす方法を試してみてください。

 さらに、電気自動車の場合には、車に高電圧バッテリーを搭載しているので触ることも避けたほうが良いでしょう。

 その後、速やかに自動車販売店にご連絡をとることが良いでしょう。
 以下の動画で車が浸水した際の注意点をまとめています。ご参考にされてください。
(出典:自動車工業会)

(文責:定年生活事務局)

 



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