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令和2年度からの新生活で値上げがされるもの・そして暮らしはこう変わる・・・

2020/4/1 

コロナウイルスが猛威を振るう世相の中、4月1日を迎えました。新年度となりますが、令和2年度も私たちの生活を変える大きな値上げや暮らしの変化が訪れます。今回はそうした動きを網羅的にご紹介します。

値上げされるもの

「マルハニチロ」は、1日の納品分から、記録的な不漁が続くサンマの缶詰9品目を1缶あたり10円値上げしました。また、「日清オイリオグループ」は、家庭用の「サラダ油」など食用油およそ20品目を、1キロあたり20円以上値上げしました。

 食品だけではありません。休園中の東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、18歳以上向けの「1デーパスポート」を700円値上げして8200円としました。他にも以下の様に値上げをしています。

「1デーパスポート」(どちらかのパークを1日楽しめる)

大人(18歳以上):7,500円 → 8,200円
中人(中学生・高校生:12~17歳):6,500円→ 6,900円
小人(幼児、小学生:4~11歳):4,900円は変更なし

「スターライトパスポート」(土日祝日の午後3時から利用できる)

大人:5,500円 → 6,000円
中人:4,800円 → 5,100円
小人:3,600円は変更なし

「アフター6パスポート」(平日午後6時から利用できる)

大人・中人・小人:4,300円 → 4,700円
「シニアパスポート」(65歳以上)6,800円 → 7,600円

博物館も値上げしています

ほかにも博物館なども値上げされています。
東京国立博物館(2020年4月1日~)も以下の様に値上げをしています。
一般(個人):620円 → 1,000円
大学生(個人):410円 → 500円
満70歳以上、高校生および満18歳未満は無料(変更なし

https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2007
(詳細は上記・東京国立博物館のリンクからもご覧いただけます)

京都国立博物館も同様です。
【名品ギャラリー(平常展示)観覧料(2020年6月23日~)】
一般(個人):520円 → 700円
大学生(個人):260円 → 350円
満70歳以上、高校生および満18歳未満は無料(変更なし)

https://www.kyohaku.go.jp/jp/oshirase/post_200130.html
(詳細は上記・京都国立博物館のリンクからもご覧いただけます)

ゆうちょ銀行では電信振替料金や通帳・カードの再発行料金が変更されます

ゆうちょ銀行では2020年4月1日より電信振替料金や通帳・カードの再発行料金が以下のように変更されます。
電信振替料金(振替1件につき)
ATM:月1回無料、月2回目以降125円 → 利用回数にかかわらず1件につき100円
ゆうちょダイレクト:月5回まで無料、月6回目以降115円 → 月5回まで無料、月6回目以降100円
通帳・カードの再発行料金(1冊(枚)につき)
通帳・貯金証書・保管証:無料 → 1,100円
キャッシュカード:1,050円 → 1,100円
JP BANKカード(クレジットカード):1,050円 → 1,100円
振替受払通知票等郵送扱い(1通につき):無料 → 110円

値上げだけではなく賃下げも?

 値上げだけではありません。4月1日から私たちの生活を大きく変わるものとして「同一労働・同一賃金」です。同一労働同一賃金の導入は、厚生労働省の説明によれば、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものとされています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000144972.html
(詳細は上記・厚生労働省のページでご覧頂けます)

 一見しますと、同じ仕事をする正社員と非正規の方の待遇が同じになるので良さそうに見えます。しかし実際には、正規の労働者の給与水準が非正規の水準に合わせらっる可能性が高いと言われています。
 そこにコロナウイルスに伴う景気後退の懸念が強まり、企業の賃上げの動きは鈍く、事実上の正規労働者の「賃下げ」と受け止める向きが強まっています。
 なお今年は大企業のみですが来年からは中小企業も義務づけられるようになります。

 

レジ袋も有料化に

 小売店に7月から義務化されるプラスチック製レジ袋の有料化を先行実施する動きが始めっています。
 流通大手イオンは、グループ内の小型スーパーやドラッグストアでレジ袋の無料配布を終了。マツモトキヨシも4月に有料化を実施。7月の義務化を前に企業の取り組みが進んでいます。

 今後はお買い物にはマイバックの持参が必須と考えておきましょう。

(文責:定年生活編集部)

 



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