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新型コロナ後の大不況に備える~日常的な習慣で節約するために絶対に抑えたいポイント

2020/4/12 

新型コロナウイルスが経済に大きな影響を与えています。世界規模で大きな経済的なショックを与えたのは、リーマンショックでした。リーマンションコックはリーマンブラザーズという金融機関の破綻に端を発し、深刻な不景気の到来も予想されています。

 このような時期は現金(貯金)をしておきたいという方も多いでしょう。現金(貯金)があることで、お金に対する不安も少なくなります。とはいえ、「節約するぞ!」と意気込み、大きな支出のカットを目指してしまいがちですが、それでは長続きしないでしょう。本当の意味での節約とは小さな節約の積み重ねだからです。

 今回は電気、ガス。水道の公共料金について日常のちょっとした習慣を見直すだけで結構な金額につながる・・・そんなポイントをご紹介したいと思います。

電気代を抑えたい・・・

 電気代の節約では日常における電気の使用もさることながら待機電力に注目しましょう。待機電力とは、使用をしていない間にも時刻表示や起動時間短縮のために常に消費されている電力のことです。使っていもないのに、消費される電力に対して電気代を支払っていたとしたらとてももったないですよね?

 実際、年間に支払う電気代のうち、約10%が待機電力であると言われています。電気製品を使わない場合には、コンセントを抜くという習慣を持つだけでも年間の電気代を10%程度カットできるかもしれません。

また電気代にも様々なプランがあることをご存知でしょうか?仕事で日中、ほとんどいないという人であれば、時間帯割引などを検討しましょう。アンペアを下げることで基本料金を下げるこの一考です。

https://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/pdf/menu20141001.pdf#search=%27%E9%9B%BB%E6%B0%97%E6%96%99%E9%87%91+%E6%99%82%E9%96%93%E5%B8%AF%E5%89%B2%E5%BC%95%27
(出典:東京電力 上記PDFファイルで東京電力の様々な料金プランをご確認いただけます)

ガス代を節約したい

 ガス代の節約のポイントは給湯器です。とはいってもガスの場合、電源が入っていると待機電力と同じ理屈でガスが消費されるされるというわけではありません。給湯器の電源をオンにしておくとお湯を使わない時にもガスを消費してしまう可能性が高くなるということです。

 どういうことでしょうか?

 例えば、手を洗う時です。ちょっとだけ手を洗うために水で手を洗っているだから、お湯は全く使っていないと思う・・・。

 答えはNOです。

 もし給湯器の電源がオンのまま水道の蛇口がお湯の方向に傾いている場合、結果として給湯器はガスを使ってお湯を作ります。しかし、結果として水しか使わない場合。それでもガス代はかかってしまうのです。
 これが給湯器をオフにするとガス代を節約できる理由です。

 また給湯器の温度も重要です。40度に設定していると1人当たり2.2円ですが30度にすると1.3えんになるといわれています。お風呂の時は温度を上げ、食器を洗うときは下げる。用途別にこまめに温度を変えるのも節約につながるでしょう。

水道代を節約したい

 水道代の節約は効果が出やすいものかもしれません。これは無駄遣いを止めることです。日常生活ではこまめに蛇口をしめることが重要です。食器洗いでは、水を流しっぱなしにすることはやめましょう。
 ため洗いやつけおきなども有用です。また油のついた食器は紙などでふき取ったのちに洗う。これだけでもすすぎに使う水の量は減らせます。

 洗濯では、おふろの残り湯を使う。洗顔の際、歯磨きの際にも水の蛇口を止める。歯磨きの際には、コップ一杯の水で充分なはずです。

 

意外に気を付けたいのはシャワー・・・

 シャワーの水は10分間の洗髪のうち、3分止めるだけで35リットルの節約になると言われています。水道代に換算すると1か月で約1000円

 市販の節水ヘッドが良いと言われていますので長期的に見ると大きな節約効果があるでしょう。

 この様に明日から始められることが多そうですね。
 日常生活から節約を心がけましょう。

(文責:定年生活編集部)