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クレジットor現金払い?より多くのお金を増やすための生活習慣とは?

2020/5/9 

新型コロナウイルス対策による経済活動の自粛が続き、経済への悪影響が非常に心配されます。今後、収入の減少に備えて、無駄な出費を抑えたいと考える方は増えていくでしょう。既に毎月、出費を帳簿につけるたびに「無駄遣いをしてしまった」と反省される方も少ないかと思います。気を付けているつもりなのに、無駄遣いをしてしまった・・・。

 そのようなケースでは無駄な出費を防ぐ知識が不足しているのかもしれません、今回は無駄遣いを減らし、お金を増やす方法をポイントを示しつつ、お伝えしたいと思います。

ポイント1:スーパーの使い方

 お金が貯まらない方に限って、スーパーと特売品を狙っていっていませんか?実はお金が貯まらない生活習慣の方には毎日、スーパーに行って特売品ばかりを購入し、コンビニにはいかないという方が多いという事実があります。
 コンビニは行かず、特売品と聞くと一見すると節約家のように思います。コンビニで売られているものは決して安くないからです。しかしこの行動、実は少し考えものです。1回の買い物で使う金額は少なくても週に1回だけの人と比較すると、結果としてお金を使うことが多い傾向にあるからです。

 どうしてもスーパーでは目移りしてしまう。そんな方におススメなのが、生協やネットスーパーです。スーパーと違いセール品などが目に留まることはありません。また、事前に買うものを決めておく必要があります。こうした一連の流れで余分買い物を減らし、買いたいものがなかったというような時間のロスを防ぐことも出来ます。



 余計なものは買わない。スーパー、コンビニ、通販で同じものを売っていたらどれが一番安いか?こうした視点を満つことは重要です。

ポイント2:セールに反応しない

 セールで安く購入することは節約につながると考えるのは早計です。例えば、お正月の風物詩でもある福袋…。そこで買った洋服、何回着ましたか?せっかくセール品で購入しても一回も着なかった洋服。スーパーでセール品を買い過ぎて、結果的に長い時間、冷蔵庫の中に・・・。気づいたら痛んでいた・・・。こんな経験はありませんか?
 これではせっかく安くかってもゴミを増やすだけでかえって逆効果といえるでしょう。もし不用品がある出れば、買取などを上手に活用することをオススメします。

ポイント3:そもそも財布を持たないあるいは財布を出す回数を減らす

 無駄遣いをする人の特徴として、しない人と比べて、財布を出す回数が多いのが特徴です。安く買うのではなく、そもそも買い物をしない。こうすれば無駄な出費は必然的に避けることが出来ます。ちょっとした近所の散歩などではお財布を持たない。あるいは1日の中でお財布を出さない曜日を作ってみる・・・。こんな心がけでも効果が出ると思います。

ポイント4:支払った明細を作ろう!

 何か物を購入するときに現金で購入しますか?あるいはクレジットで購入しますか?カード払いの方が現金払いよりも20~50%程度、余計な買い物をするというデータがあるようです。

 じゃあ今日からカードを止めて現金払いにしよう

 というのも早計です。クレジットカードにもメリットがあります。それは明細書です。何をいつ、どれだけ使ったのかを毎月、見ることが出来ます。これだけでも十分に家計簿になりますね。もちろん、現金払いでもレシートをとっておき、あとで帳簿につけておけばよいのですが、それが出来る方であれば、そもそも無駄遣いはしないはずです。
 ここで注意したいのはインターネット通販などは購入履歴が残るので、現金払いでも大丈夫ということです。

 大事なことは出費の管理を毎月、(証拠)と共に手元に残しておくことなのです。お金が貯まらないことを振り返るといつの間にか、消費していたとかいつの間にかお金が無くなっていたという経験もあることでしょう。

 こうしたなんとなく頭の中で出費の計算をしているが実際には金額が大きく違って、結果としてお金が貯まらないことになってしまいます。頭の中で計算するのではなく、実際に自分の目で数字をリアルに確認する習慣を作りましょう。
 カードを利用する目的をそういった目的のためと決めることも一つの方法です。お金を管理することが出来るようになれば無駄遣いを減らすことも出来るようになります。

(文責:定年生活編集部)