もうまもなく終了予定のキャッスレス決済によるポイント還元 レシートを見ながら具体的に解説します
2020/6/92019年10月に消費税が10%にあげられました。その際、キャッスレス決済の普及と消費喚起策の一環としてキャッシュレス決済に伴うポイント還元制度が導入されました。併せて食料品などには軽減税率が適用されますので消費税の適用税率が10%、8%、6%、5%、3%という5パターンになることを過去にもご説明しました。
実は税率が5パターン? 10月からの消費増税では支払方法によって、税率が10,8,6、5,3%と5パターンが生じますので賢く買い物したいですね。
このキャッスレス還元制度もコロナウイルス騒動で忘れられがちですが、6月30日をもって終了予定です。ただ、この制度は同じ商品を買うのにも税率が異なるケースがあるので残りわずかとはいえ、是非活用頂きたい制度です。
今回は机上の議論ではなく、実際に編集部が、商品を購入した際に受け取るレシートを基にご説明をしたいと思います。レシートは店名などの分かる部分は黒塗りしてあります。予めご容赦ください。10%のケース
これはある意味、非常に分かりやすいケースです。軽減税率の対象にならない商品を現金で購入するケースですね。今回は100円ショップでボンドを買いました。税率は10%ですから110円です。
8%のケース
8%のケースというのは、コンビニなどキャッスレス決済を行うと2%のポイント還元をしてくれるお店で軽減是率の適用にならない商品を購入すると起きます。たとえば、コンビニではがきを買うとしましょう。今回はそれを交通系PASMOというカードで支払いました。この場合、2%分が還元されます。コンビニの場合、これは代金の減額という形で反映されるので、写真のように400円の場合、8円が減額され、392円になるということになります。
6%になるケース
これが比較的、遭遇しやすいパターンです。コンビニエンスストアで食料品を購入します。今回は「超熟」というパンを購入しました。これを交通系PASMOというカードで支払いました。この場合、まず、軽減税率ですから2%軽減されます。さらにキャッスレス決済ですので、上述のケースと同じく、2%がさらに軽減されるので4%分が軽減される計算になります。
5%になるケース
これはキャッスレス還元で5%還元される店舗でないと実現できません。以下の様なマークが目印になります。
今回は上記ようなマークがある書店で本を購入。クレジットカードで決済を行いました。この様なケースではコンビニ津は違いその場では代金が減額されません。が、カード代金が毎月、引き落とされる際に明細にポイント還元分の金額が返品という名目で還元されます。
これは外食など金額の大きなケースでは数千円規模になることも多いので、バカに出来ないケースです。3%になるケース
これは発見するのがなかなか難しいケースでした。なぜなら軽減税率が適用される食料品をクレジットなどのキャッスレス決済で5%も還元してくれるケースだからです。コンビニエンスストアなどは2%しか還元してくれないので対象外です。
たまたま、編集部の人間で京都のお土産でこのケースに該当することがありましたので最後にご紹介します。概要は5%の時と同じく、クレジットカードの引き落としの際に代金が減額されます。なかなか実感がわかないこともあるとされるこのポイント還元制度。ただ、同じ商品であっても代金の支払い方法によって代金が安くなるので、賢く活用したいところです。
(文責:定年生活編集部)
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